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社会福祉法人心希会

社会福祉法人心希会

埼玉県さいたま市で特別養護老人ホームを営む、社会福祉法人心希会の理事 小河様は、今回はじめて特定技能制度を活用し、新たな外国人材の雇用を決めました。外国人の雇用を決めた経緯や直面する課題・対策などについて、お話を伺いました。

名称

特別養護老人ホーム フルール宮原

所在地

埼玉県さいたま市北区宮原町1-697-5

事業主体

社会福祉法人 心希会

開設年月日

平成31年4月1日

定員100人の特別養護老人ホームを運営

事業内容を教えてください

社会福祉法人心希会として、特別養護老人ホーム「フルール宮原」の運営をしています。

当法人はこの施設1つの運営ですが、上尾・桶川・北本に2つの株式会社で運営していますので、全部で9つの施設です。

従業員は、グループ全体で約400名。主にデイサービスやグループホーム、ショートステイや有料老人ホームなど、多岐にわたる事業を展開しています。

現在の小河さまの業務内容は?

役職は、理事/施設長です。職員も利用者様も含めた施設全体の管理が主な業務です。

施設について教えてください

埼玉県大宮市にある、今年で4年目になる特別養護老人ホームです。特別養護老人ホームは株式会社では運営できないので、社会福祉法人を取得してオープンしました。現在、全職員を合わせて、約100名。これまで自社職員でやってきましたので、他の株式会社で運営する施設も含め、人材紹介や人材派遣にはお世話になったことがなかったんです。

自社採用にこだわっていた理由は?

人材紹介や人材派遣は、基本的にやっぱり紹介単価が高いです。特に人材派遣は契約期間が定められているので、いろいろな面で不安です。人材派遣にコストをかけるなら、今、ここで働いてる職員さんたちに還元した方が会社としても職員さんたちもメリットがあるのかなと思って、利用したことがなかったんです。

今回が初めての人材紹介?

はい、そうです。現在、私どものほぼ全ての施設で充足してるいますが、5年先、10年先を考えた時に、一つのパイプとして、人材紹介を利用することにしました。

手続きのほとんどは内製化しているが、特定技能だけは専門家へ依頼

外国人材を雇用するに至った、きっかけは?

紹介していただいたからです。取引のある企業から提案を受け、お話を聞かせていただきました。

当社は、9つの施設があります。今後、人材不足になった際、人材紹介や人材派遣を使わざるを得ない状況になった時のためという面もあります。

日本は少子高齢化ですし、今後、特定技能をはじめとする、外国籍の方を積極採用しないと運営できないような難しい時代になるだろうという流れもありましたので、それもきっかけの1つですね。

すでにこの施設でも、外国人を雇用していますし。

外国籍の方は、何名くらい?

この施設では、現在4名ですね。中国やフィリピン出身の方々です。

外国人雇用に関して、アレルギーのようなものはありませんが、介護という仕事柄、報告・連絡・相談がとても大事です。「日本語がうまく伝えられないよ」とか「聞いたりするのが難しいよ」っていうハードルは、どうしてもあるんですけど、職員と密にコミュニケション取ることで改善できる部分もあるし、ある程度、面接の段階で判断しています。ただ、特定技能を活用した採用は、今回が初めてでした。

今回の特定技能に受け入れる際、ビザ申請を内製化しようとは思いませんでしたか?

その発想は一切なかったですね。

雇用関係や給与関係、助成金関係などは内製化していますが、今回に関してはちょっと、畑違いというか。これまでとは違う分野でしたので、自然と専門家におまかせする流れでした。

実際に手続きが始まった際、ご苦労はありましたか?

はい、めちゃくちゃ大変でしたね。ま、めちゃくちゃでもないですけど、「揃える資料がこんなに多いのかー」というのはありましたね。大きな時間を必要とするわけではなかったのですが、自分以外に振れるような内容ではなかったので、自分でやるしかなかったですね。その点は、時間を取られるというか、通常業務以外の時間を使わざるを得なかったので、そういった意味ではちょっと苦労はありましたね。期間でいえば、おおよそ1週間から2週間くらいだったでしょうか。

原田先生とのやり取りの中で、印象的なことはありましたか?

原田先生とはメールでのやり取りがほとんどでしたが、迅速に対応していただきましたので、安心できました。メールもこまめに返信をくれたので、そういった意味では不安に思うことはありませんでした。

特定技能を活用しないと生き残れない時代

特定技能を検討している施設にアドバイスをいただけますか?

具体的な採用戦略を立てて望まないと、厳しい時代です。利用者様はもちろん、職員からも選んでもらえなければ、この先、生き残れないと思っています。
子供が増えない時代。この先、労働人口が減るのは目に見えています。特定技能制度を活用し、外国籍の方を積極採用しないと運営できないような厳しい時代になるのは明白なので、早い段階で手を打っておくべきだと感じています。

今後、特定技能を活用して外国人を増員する計画はありますか?

今回、ご縁もあって特定技能を受け入れさせて頂きましたし、これをきっかけに少しずつ増やしていけたらいいなと思ってます。現状は自社職員で求人することで補えていますが、面接での印象や語学力に問題が見られなければ積極的に採用したいと思いますし、そうすることで既存職員に対しても、いい意味で刺激になるのかなと感じています。

今後の展開を教えてください

さらなる、事業の拡大です。もっと医療に特化した介護施設を今年の6月から着工しましたので、来年度に1つオープンさせていただくのと、またこの社会福祉法人で従来型の施設での展開も計画しています。

 

 

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