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東京の在日米国大使館におけるアメリカビザ申請手続きをわかりやすく解説

アメリカでは、観光やビジネスを目的に、90日以内で滞在する場合、ESTAがふさわしいですが90日以上の滞在や留学、報酬を伴うビジネスなどの場合は、原則的にビザを取得しなければなりません。

 

アメリカビザ申請は、東京の在日米国大使館で手続きが可能です。当記事では、在日米国大使館の基本情報をはじめ、手続きの流れについて解説します。

東京の米国大使館について

そもそも在日米国大使館とは、どこに所在し、どのようなことを対応する場所なのか、まずは基本情報について紹介します。

概要

米国大使館では、「移民ビザ」と「非移民ビザ」の申請が可能です。それ以外にもさまざまな役割を担っており、日本との外交拠点として機能している他、パスポートの手続きや公証業務、在日アメリカ人のサポートや安全対策なども対応しています。

アクセス

住所

〒107-0052 東京都港区赤坂1-10-5 MAP

最寄り駅

東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」、東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王駅」、東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」、東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前駅」

電話番号

TEL : 03-3224-5000

メールアドレス

support-japan@ustraveldocs.com

営業時間

月~金曜日 8:30~12:00/14:00~17:30

 

敷地内には駐車場が設けられていないため、公共交通機関を利用しましょう。

休館日

休館日は基本的に土日祝です。なお、祝日に関しては、日本の祝日だけではなく、アメリカの祝日も同様に休館しているので、事前に公式サイトで確認しておくとよいです。

参考URL:在日米国大使館と領事館「米国大使館休館日」

https://jp.usembassy.gov/ja/holiday-calendar-ja/

ビザの具体的な申請方法

米国大使館における、ビザの具体的な申請方法について、ステップごとに解説します。

STEP1:アメリカに入国する際に必要なビザを選ぶ

アメリカに入国する際は、移民ビザまたは非移民ビザの取得が欠かせません。非移民ビザとは、留学や一時的な海外勤務など、特定の期間のみアメリカに滞在する予定の人を対象に、発給される滞在許可証です。

 

一般的な非移民ビザとしては、例えば、以下の種類が挙げられます。

・商用/観光ビザ
・就労ビザ
・学生ビザ
・交流訪問者ビザ
・報道関係者ビザ
・貿易駐在員/投資駐在員ビザ
・婚約者ビザ など

 

一定の条件を満たした場合、ビザの取得免除が可能です(ビザ免除プログラム)。その主な条件としては、以下が挙げられます。

・米国での滞在日数が90日以下である
・渡航の目的が商用や観光など、一般的なものである
・往復の航空券を持っている など

 

また、ビザ免除プログラムを利用するには、渡航希望者の適格性を判断する電子システム「ESTA(電子渡航認証)」の申請が必須です。

参考URL:米国ビザ申請「ビザ免除プログラム」

https://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-visawaiverinfo.asp

STEP2:「DS−160」をオンライン申請する

自分の取得すべきビザの種類を調べたら、次は「DS−160」をオンライン申請します。DS−160とは、アメリカ滞在に必要なビザの発給資格を、事前に審査する制度です。米国大使館で非移民ビザを申請する人は全員、DS−160の審査を受けましょう。

 

DS−160は、オンラインの専用フォームから手続きを行います。DS−160の作成時間の目安は約90分ですが、20分間入力を停止すると、時間切れになりセッションが終了してしまうため、申請ID番号をメモしておくか、PC上のファイルに保存しておかないと、入力内容が消えてしまうおそれがあります。一度にすべての情報を入力するのではなく、こまめな途中保存がおすすめです。

 

DS−160で作成した申請書は、大使館での面接時に欠かせないので、入力が完了したら印刷しておきます。

STEP3:ビザ申請料金を支払う

初めてビザを申請する人は、以下のページでプロファイルを作成します。

米国ビザ申請「ビザ申請料金支払い方法/ビザ申請料金の支払い(オンライン予約システム)」

https://cgifederal.secure.force.com/SiteRegister?country=Japan&language=japan

 

プロファイル作成後にサインインしたら、支払いの手続きを進めましょう。ビザの申請料金は、160ドルが多く見受けられます。申請料金はドルで記載されていますが、実際は円で支払います。支払い方法は、Pay Easy対応のATM・インターネットバンキング・クレジットカードのいずれかで対応可能です。

 

面接の予約には、支払い受付番号が求められるため、メモを取るなどして、忘れずに控えておきます。また、学生ビザや交流訪問者ビザ(F/M/J)の申請者は、SEVIS費用の支払いが必須です。

STEP4:面接の予約を行う

大使館で受ける面接の予約は、申請料金を支払う際に登録したものと同じユーザー情報を用いて、プロファイルにサインインし、システム上で手続きを行います。

 

予約を取るには、「パスポートの身分情報」「支払い受付番号」「DS−160確認ページのバーコード番号」が必須なので、事前に手元に用意しておきましょう。なお、予約を取った後、DS−160の確認番号は、プロファイル上の「プロフィールのアップデート」から変更可能です。

 

入力内容が誤っていた場合、大使館からの書類郵送が遅延する原因になるおそれがあるため、登録情報の内容はよく確認しなければなりません。また、ルール上、予約を一定回数以上変更したり、予定した面接を受けなかったりすると、再度ビザ申請料金を支払うことになってしまうので、回数制限とスケジュールを把握した上で、面接日を予約しましょう。

 

ちなみに、一定の条件を満たした学生ビザの申請者は、面接を受けずに、郵送のみで申請が可能です。

STEP5:大使館で面接を受ける

面接時には、下記の書類が必須であるため、忘れずに持参しましょう。

・印刷した面接予約確認書
・DS−160フォーム確認ページ
・証明写真1枚(6ヶ月以内に撮影したもの)
・有効期限内のパスポート原本
・過去10年間に発行された古いパスポート原本

 

なお、大使館では保安上の観点から、ノートPCなどの情報機器や飲食物、刃物など、持ち込み不可の物品を設定しています。

 

持ち込み不可の物品を持ち込んでしまった場合、手荷物を預けられないので、入館を拒否されてしまいます。事前に下記URLを確認しておきましょう。

参考URL:在日米国大使館と領事館「ご来館前の注意事項」

https://jp.usembassy.gov/ja/services-ja/security-notice-prohibited-items-ja/

STEP6:ビザを受け取る

面接後、特に問題がなければ、約10日後にビザが郵送されます。渡航日に間に合うように、面接予約も含めて、早めに手続きを進めるとよいでしょう。

まとめ

東京の在日米国大使館では、アメリカへの渡航希望者に対して、ビザの発給などを対応しています。

 

ビザ申請は、オンラインでの作業が多いですが、面接は大使館で行う形です。ビザ申請には、多くの書類を作成しそろえなければならないため、初めての人や不慣れな人は戸惑うことも多いでしょう。

 

さむらい行政書士法人では、アメリカビザ申請に関する相談を無料で受け付けているので、悩みがあれば、気軽に問い合わせてみてください。

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