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名古屋でアメリカビザの申請はできる? 申請場所や手続きをわかりやすく解説

アメリカでの就労や留学を望むのなら、ビザの取得が不可欠です。本記事では、名古屋でアメリカビザ取得ができるかどうか、手続きのステップなどについて解説します。

 

なお、法律改正や運用変更などにより入国条件は変わることがあります。最新情報については外務省や在日米国大使館と領事館公式ホームページを確認してください。

名古屋でアメリカビザの申請はできない! どこで申請するのか

アメリカビザ取得の申請は、大使館や領事館で行います。しかし、残念ながら名古屋にはこれらの施設が存在しないため、手続きをしたくてもできません。

 

アメリカの大使館や領事館は、東京と大阪、札幌、沖縄、福岡などにあり、ビザを申請したいのなら、基本的にはこれらの施設に足を運ばなくてはなりません。

 

名古屋からのアクセスを考えると、東京の在日米国大使館と駐大阪・神戸米国総領事館が候補になるでしょう。どちらも名古屋の玄関口である名古屋駅から、新幹線でアクセスできるため便利です。

東京米国大使館

東京米国大使館では、各種ビザサービスを利用できます。学生ビザや就労ビザなどの非移民ビザをはじめ、婚約者ビザや帰国居住者ビザなど移民ビザの申請が可能です。

 

土日と祝日が休館日なので注意しましょう。なお、日本だけでなくアメリカの祝日にも休館します。利用可能時間は8時30分から12時、14時から17時30分までです。

 

東京米国大使館は、東京都港区赤坂にあり、周辺には虎ノ門ヒルズ駅や虎ノ門駅、溜池山王駅などがあります。

もっとも近いのは虎ノ門ヒルズ駅です。名古屋駅からなら、新幹線で東京駅まで行き東京メトロ丸ノ内線に乗り換えて霞ヶ関駅へ、そこから東京メトロ日比谷線で虎ノ門ヒルズ駅までアクセスできます。

大阪・神戸米国総領事館

大阪・神戸米国総領事館は、大阪府大阪市北区西天満にあります。こちらでも、非移民ビザの申請が可能です。休館日は土日祝日で、アメリカの祝日にも準じます。利用可能時間は、9時から12時、13時30分から15時30分までです。

 

最寄り駅は大江橋駅ですが、名古屋からなら淀屋橋駅がもっともアクセスが良いでしょう。名古屋駅から新幹線で新大阪駅へ行き、大阪メトロ御堂筋線に乗り換えて淀屋橋駅まで行けます。

ビザの申請ステップ

初めてビザを取得する際には、何から手をつければよいのかわからないものです。基本的には、目的に合ったビザを決めてDS-160を申請、料金の支払い、面接予約、面接、ビザの受け取りといった流れで進みます。

STEP:1 アメリカ入国の目的に合ったビザを決める

アメリカビザにはさまざまな種類があり、目的にマッチしたものを選ばなくてはなりません。ビザの種類によって滞在期間やできることが異なるため、とくに注意が必要です。

 

留学など、アメリカで学ぶことが目的ならFビザ(学生ビザ)が適しています。期間は最大5年で、申請時には学力の証明が求められます。短期間働きたいのなら一般的にはHビザが適しており、インターンシップや研修目的であればJビザが適しているでしょう。

 

ちなみに、一定の条件にかなえば郵送でビザを申請できることもあります。その場合は、東京の大使館か大阪の領事館宛に申請書を郵送します。

 

なお、滞在期間が90日以内であればESTAを利用できます。申請して審査をクリアすれば、90日以内の観光や報酬の発生しない商用での滞在が可能です。

STEP:2 「DS-160」をオンライン申請する

DS-160は、非移民ビザの申請を検討している人を対象とした審査制度です。ビザを発給する資格があるかどうかを、事前に審査する制度です。

 

DS-160は、大使館や領事館で手続きをするときに必要なので、必ず事前に申請をしておきましょう。申請はオンラインのみで受け付けています。

 

申請時には、パスポートや証明写真、申請するビザに応じた資料などが必要です。また、項目に入力するときは英語を使用し、重要項目に誤りがないよう慎重に記入しましょう。

STEP:3 ビザ申請料金を支払う

ビザ申請料金はビザの種類によって異なります。取得を考えているビザの申請料金を確認して支払いましょう。なお、支払いにはクレジットカードが利用できます。発行される12桁の受付番号は、申請料金を支払った証明になるため忘れずに記録しておきましょう。]

 

なお、申請料金を支払ったからといって、必ずビザを発給してもらえるわけではありません。発給してもらえるかどうかは、面接で決まります。ここで支払う料金はあくまで申請に関する事務手数料であり、支払った料金は返金されません。

STEP:4 面接の予約を行う

アメリカビザを取得するには、事前に大使館や領事館で面接を受けなくてはなりません。ただ、いきなり大使館や領事館に足を運んでも面接は受けられないため、事前に電話やオンラインで予約をする必要があります。

 

予約のために必要な書類なども用意しておきましょう。必要なのは、有効なパスポートとDS-160確認ページ、Eメールアドレスなどです。また、発給を求めるビザの種類によっては、これら以外の書類が必要になることもあるため、事前に確認してください。

 

面接予約確認書は面接に行くときに必要なので、必ず印刷しておきましょう。なお、面接の予約をしたものの、都合が悪くなったときには変更が可能です。ただ、予約の変更には制限があり、6回以上変更する場合には申請料金をもう一度支払わなくてはなりません。

 

さらにF、M、Jビザの場合は、アメリカ大使館の公式サイトからSEVIS費用も支払う必要があります。支払い済み証明もダウンロードし、面接に持っていかなければなりません。

STEP:5 領事館へ面接に行く

予約した日時に、大使館や領事館へ足を運んで面接を受けます。面接に必要なものを忘れてしまうと、受けられない可能性があるため注意しましょう。

 

当日持参するのは、有効なパスポートやDS-160確認ページ、面接予約確認書、白色背景の証明写真、F/Mビザの場合はI-20、Jビザの場合はDS-2019などです。また、英文の残高証明書や成績証明書などが必要になるケースもあります。

 

また、館内に持ち込めるものと持ち込めないものがあるため、確認しておきましょう。持込可能なのは、スマートフォンや手持ちできるバッグ(25cm×25cm以内)、傘、ベビー用品などです。

 

一方、スマートウォッチやiPad、パソコン、大きいサイズのバッグやスーツケース、音楽プレーヤーなどの電子機器をはじめ、飲食物、危険物、ナイフなどの凶器は持ち込めません。撮影も禁止されているため、気をつけてください。

 

なお、大使館や領事館での面接は時間がかかります。面接自体の時間は長くありませんが、当日はセキュリティチェックや指紋の採取、予約確認などさまざまな手続きがあるため、2~3時間ほどかかるケースがほとんどです。

 

携帯電話は持ち込めますが、時間を持て余す可能性があるため、本など暇つぶしに使えるものを持参しておくとよいかもしれません。

 

また、面接は基本的に英語で行われます。そのため、コミュニケーションがとれる程度の英語力は求められるでしょう。ただ、どうしても会話できない、聞きとれないといった場合には、職員に通訳してもらうことも可能です。

STEP:6 ビザを受け取る

面接の結果はその場でわかります。ただ、その場でビザを受け取れるわけではありません。ビザは、面接予約をしたときに指定した場所に届きます。

 

ビザを受け取ったら、記載されている内容に誤りがないか確認しましょう。姓名の表記やパスポート番号、ビザの種類、生年月日、国籍、性別、有効期限などを確認します。

 

記載内容に誤りがある場合には、ビザ訂正リクエストフォームから連絡します。フォームに必要事項を入力して送信すると、今後の手続きに関してメールが届きます。

 

アメリカビザを取得するには、原則的にアメリカ大使館や領事館での面接が必要であり、名古屋では手続きができません。東京にある大使館や大阪にある総領事館には名古屋駅から容易にアクセスできるため、どちらか選んで手続きを進めましょう。

 

アメリカビザは種類が多くて手続きにも時間がかかるうえ、ビザが下りないことも少なくありません。

 

手続きが煩雑で不安がある方は、名古屋にもオフィスがある「さむらい行政書士法人」の無料相談をご利用ください。豊富な実績を活かし、アメリカビザ取得をトータルサポートします。

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