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ESTA拒否歴のある人がアメリカビザの申請をするには?

アメリカに渡航する場合、短期間の観光・商用目的であれば、ESTAを申請すればビザを取得する必要はありません。

 

しかし、ESTA拒否歴がある場合、話は別です。この記事ではESTA拒否歴がある人のビザ申請方法や、ESTAの申請が拒否される理由などについて解説しています。ESTA拒否歴がある人は、ぜひ参考にしてください。

ESTA拒否歴がある人のビザ申請

ESTA拒否歴がある人がアメリカやハワイへ渡航するためには、商用・観光用のBビザを取得する必要があります。

 

Bビザは、本人がアメリカ大使館や領事館に直接申請するか、行政書士などを通じて代理で申請可能です。この際、ESTA拒否歴があるからといって特殊なビザを申請しなければいけないわけではありません。申請するのは通常のBビザです。

 

ビザ申請の際は、アメリカ大使館のウェブサイトからダウンロードできるオンライン申請書(DS-160)に必要事項を記入して提出します。そのほかに提出する必要がある代表的な書類は以下のとおりです。

 

・現在有効なパスポート、および過去10年間に発行されたパスポート
・証明写真(5×5cmサイズで眼鏡未着用、6ヶ月以内に撮影されたもの)
・銀行口座残高など、資産状況を証明できる資料
・戸籍謄本
・面接予約確認書
・ビザ費用の領収書

状況により、源泉徴収書類や在職証明書、滞在中のホテル予約チケットなどの提出が求められることがあります。

ESTA認証が拒否される理由

アメリカに何らかの不利益、もしくは危険を及ぼす可能性があると判断されてしまうと、ESTA認証が拒否されてしまいます。ESTAでアメリカ入国が拒否される理由は主に3つあります。

適格性の質問に対してひとつでも「はい」と答えた

適格性の質問にひとつでも「はい」と答えてしまうと、ESTA認証が拒否されてしまいます。適格性の質問は、犯罪歴、逮捕歴、伝染病の有無など、渡航者がアメリカの安全を脅かす「危険性」を判別する内容となっており、誤って「はい」と回答してしまうと、システムが自動的に申請を拒否します。

 

適格性の質問に対して「はい」と答えてしまった場合でも、回答の訂正は不可能です。ただし、24時間経過後に再申請が可能になります。再申請で問題がなければ承認されますが、すでに拒否歴があるため、審査は厳しく行われることに留意しましょう。

 

再申請してもESTA認証が拒否されてしまった場合は、CBP(税関・国境取締局)に修正を依頼できます。ただし、すべて英語でのやり取りになるので非常に面倒な手続きになります。

アメリカにオーバーステイした経験がある

過去に、許可されていた滞在期間を超過してオーバーステイした経験がある人も、ESTA認証が拒否されてしまいます。オーバーステイは不法滞在として扱われるため、再入国が困難なケースにあたります。

 

しかし、入国禁止期間が経過したあとは、ESTA拒否歴があってもビザの申請は可能です。ただし、通常申請よりも必要となる証明書類が多くなるなど、条件、審査ともに厳しくなります。ビザの申請が拒否されると、今後さらにアメリカへの再入国が困難になるので、オーバーステイ歴がある人は、行政書士などの専門家に相談したほうがよいでしょう。

 

万が一、オーバーステイをした経験がないなど、拒否の理由に誤りがある場合は、「DHS TRIP(渡航者向け苦情申し立てプログラム)」に申し立てることで解決するケースもあります。ただ、こちらもすべて英語でのやり取りになるので非常に面倒な手続きになります。

国際指名手配されている人と同姓同名である

申請自体に不備がなくとも、自分の氏名が国際指名手配されている犯罪者、危険人物と同姓同名だと、ESTA認証が拒否されてしまいます。犯罪歴やトラブルを起こした履歴がないにもかかわらずESTA認証が拒否される場合は、やはりDHS TRIPに情報の修正を申し立てることが可能です。ただし、申し立てから修正が完了するまで3ヶ月以上かかるため早めに着手したほうがよいでしょう。

前科があってもESTA申請はできるのか?

厳格な審査があるからといえ、前科がある方の場合、その事実を隠してESTAを申請することは避けましょう。発覚してしまうと法的措置・罰則の対象となるため、入国そのものを拒否されることになります。前科によってESTAが拒否された人でもビザ取得による入国申請は可能です。

 

過去に暴行、飲酒運転などの前科がある人でもESTA申請は可能です。前科があっても必ずしもアメリカに入国できなくなるわけではありません。ただし薬物犯罪への関与が認められるなど、前科の程度や犯罪の内容により審査はより厳しくなります。ただし、オーバーステイ歴があるなど、個々の状況によっては手続きが複雑になることがあります。申請に必要な書類はすべて英語で記入しなければなりませんし、状況により書類の追加提出を求められることもあるため、個人でビザを申請するのは非常に大変な労力がかかります。

 

「さむらい行政書士法人」では、ESTA申請拒否歴がある人のアメリカビザ取得もサポートしており、無料相談も受け付けています。アメリカへの渡航やビザ取得に問題を抱えている方は、お電話やメールにてお気軽にお問い合わせください。

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