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アメリカ人と結婚して永住権を得るには?配偶者ビザ取得後の流れを解説

「アメリカ人のパートナーと結婚して、アメリカに移住したい!」「アメリカの永住権を得るにはどうしたら良い?」このような悩みをお持ちではありませんか。アメリカ人と結婚して永住権を取得するには、いくつかの手順を踏む必要があります。

 

そこで本記事では、配偶者ビザの取得から永住権取得までの具体的な流れをわかりやすく解説します。アメリカへの移住を検討中の方はぜひ参考にしてください。

アメリカ人と結婚してアメリカに移住する際に必要なビザ

アメリカ人との結婚をきっかけにアメリカ移住を検討する場合、特定のビザの取得が必要となります。これらのビザは、結婚の状況や目的に応じて異なるため、正確な情報を知り、適切な手続きを行うことが重要です。

 

ここでは、主にアメリカ人と結婚することを前提とした、2つのビザについて詳しく解説します。

K-1ビザ(婚約者ビザ)

K-1ビザは、アメリカ市民権を持つ人物と結婚を予定している外国人のためのビザです。このビザを取得することで、米国に入国し、90日以内に結婚を行うことができます。

 

ビザの有効期限は通常6ヶ月となっており、結婚後は米国で永住権の申請を行う必要があります。また、米国籍の婚約者が米国移民局(USCIS)へ請願書を提出する手続きが必要となります。

 

対象者:

 

有効期限:

 

その他:

K-3ビザ(配偶者ビザ)

K-3ビザは、アメリカ市民権を持つ人物と既に結婚している外国人のためのビザです。このビザを取得することで、米国に入国し、その後永住権の申請を行うことができます。

米国籍の配偶者が米国移民局(USCIS)へ請願書を提出する手続きが必要となります。また、21歳未満の未婚の子どもは、親の申請時や後からK-4ビザを申請することが可能です。

 

適用対象者:

 

特記事項:

K−1ビザとK−3ビザを取得する際に必要な書類

Kビザを申請する際は、申請書の提出以外に次の書類が必要です。

 

  1. パスポート:アメリカでの滞在予定期間に加えて少なくとも6か月間有効なもの
  2. 写真:5cm×5cmの同一カラー写真2枚
  3. 出生証明書: 原本または公証済コピーの出生記録または戸籍
  4. 前婚が解消している証明:以前結婚していた方は婚姻の正式な解消を証明する離婚証明書や死亡証明書の公式なコピー
  5. 扶養証明:申請者やその子供がアメリカで生活保護を受ける可能性がないことの証明
  6. 警察証明:現在の居住国および16才以降に6か月以上住んでいた国からの警察証明
  7. 裁判・拘置記録:有罪判決を受けたことがある場合、裁判・拘禁記録の公証済みコピー
  8. 軍隊除隊記録:兵役内容が記録された認証謄本または公証済みコピー
  9. 健康診断:K1ビザ申請者は、大使館が指定する医療機関での健康診断が必須
  10. 養子縁組証明:該当する場合は戸籍謄(抄)本または公式な証明書類
  11. 家族関係の証明:家族関係を証明するために用いたすべての書類の原本

 

提出書類は、基本的に面談時に持参します。書類に不備があるとビザが発給されませんので、あらかじめ確認しましょう。特に英語以外の書類は翻訳が必要なので、注意してください。もし不安がある方は、事前に行政書士などの専門家に相談することをおすすめします。

アメリカ人と結婚してアメリカに永住する方法

日本人を含め外国籍の方は、単にアメリカ人と結婚するだけでは永住権が自動的に得られるわけではありません。また、現在の状況によっても手続きの流れが異なります。ここでは、アメリカに永住する方法としていくつかのパターンを解説します。

アメリカ人と婚約中の方

アメリカ人との婚約者は、日本でK-1ビザを申請し、約1年で発給されることを目指します。このビザを取得した後、90日以内にアメリカに渡米し、アメリカで入籍する必要があります。その後、アメリカで永住権を申請します。

<手順>

  1. 日本でK-1ビザを申請し、発給してもらう(約1年)
  2. 90日以内に渡米しアメリカで入籍する
  3. 永住権を申請する

すでにアメリカ人と結婚している方

すでにアメリカ人と結婚している場合、まず日本で入籍します。その後、移民ビザを申請し、約1年半で発給されることを目指します。ビザが発給されたら、アメリカに渡米し、アメリカで永住権に切り替える手続きを行います。

<手順>

  1. 日本で入籍する
  2. 移民ビザを申請し、発給してもらう(約1年半)
  3. 渡米し、アメリカで永住権に切り替える

すでにアメリカ人と結婚していて、なるべく早く渡米したい方

最も早くアメリカに渡米したい場合、まず日本で入籍します。その後、移民ビザとK-3ビザを同時に申請します。K-3ビザが発給されたら、それを使用してアメリカに渡米します。アメリカに到着した後、永住権を申請する手続きを行います。

<手順>

  1. 日本で入籍する
  2. 移民ビザとK-3ビザを同時に申請し、発給してもらう(約1年)
  3. 発給され次第渡米する
  4. アメリカで永住権を申請する

まとめ

本記事では、アメリカ人と結婚後、アメリカに移住したい方に向けて、必要な書類や申請の流れを解説しました。今回はわかりやすいように概要を中心にお伝えしましが、実際に準備や手続きを進めると、不明点や分からないことが生じることもあるでしょう。

 

特に、結婚後ビザを申請するまでの期間も限られており、結婚後は他にも色々な手続きや引越準備などもしなければならないため、時間はあっという間になくなります。余裕を持って、確実に永住権を取得するためにも、行政書士など専門家に相談することもおすすめします。

 

当社、さむらい行政書士法人は、日本のグローバル化を加速させることをビジョンとして、外国人と外国人を取り巻く企業・団体、個人のサポートを行っております。アメリカ人との国際結婚手続きもサポートしていますので、永住権取得を目指してる方はお気軽にお問い合わせください。

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