太陽光補助金

卒FIT(買取期間満了)について

はじめてのお客様専用ダイヤル

東京エリア03-5830-7919名古屋エリア052-446-5087大阪06-6341-7260

ご自宅や所有している土地に太陽光発電を設置しており、その電力を契約した電力会社に売電している方、いわゆるFIT制度を活用する方も年々増えています。

電力を再生可能とすることで、環境にも人にも優しい政策であり先駆けとなった2009年以降、FIT制度に関心を持つご家庭や企業も増えているのが現状です。

FIT制度による売電期間は一定期間(10年間)と定められており、その期間を過ぎると契約終了となってしまいます。

しかしながら、いつの間にか10年経過しており契約終了していた。今まで売電によって収入を得ていたが、契約終了してしまうとどうなるのだろう?このように、お悩みの方も少なくないでしょう。

そこで今回は、卒FIT(買取期間満了)についてというテーマで、詳しく解説致します。

■卒FITとは?

まず初めにこの言葉の意味としては、上記でも述べましたように電力会社とFIT制度を契約すると、ある一定期間(約10年間)は必ず契約した時期の買取り価格で、継続して電力を買い取ってもらえることです。

年々FIT価格は減少しており、スタートした2012年は買取り価格が相場で1kWh当たり42円でしたが、2020年は21円まで減少しています。

しかし、この買取り価格は市場買い取り価格に比べると大変高い金額とも言え、FIT制度を活用しているみなさまにとっては、終了して欲しくないものでもあります。

しかしながらFIT法では、高額で買い取る期間を約10年間と定めており、この期間を過ぎてしまうと自動的にFIT制度の適用も終了してしまいます。

このことを“卒FIT”と呼んでいます。

ここで、近年問題となっているのがこの卒FITを迎えた方は、今後所有している発電設備をどのように活用すれば良いのか?ということです。

もちろん卒FIT後も、同じ電力会社に継続して売電することは可能ですが、今までの買取り価格と比べると大幅に下がってしまいます。

それでは、今後どのようにして発電設備を活用していけば良いのかを、次項で詳しく解説致します。

■卒FIT後にできる方法とは?

電力の買取り期間が満了を迎えた場合、発電設備は残っているがどのように活用することが一番メリットなのだろう?そう思われる方がほとんどです。

その活用方法としては、下記の3点となります。一つずつ見てきましょう。

【1.継続して同じ電力会社に買取してもらう】

卒FITを迎えたとしても、同じ電力会社に継続して売電契約を結んでもらうことは可能です。

初期費用等も特に必要なく、手間がかからないといった点で見ると継続することも対策の一つと言えます。

しかしながら、2012年当初にFIT制度を契約していた方からすると、その年の買取り相場が42円で、現在の余剰電力の買取り価格を見てみると、どの大手電力会社も平均して1kWh当たり8円前後となっています。かなりの減収とも言えるでしょう。

大幅に減収してしまうことからFIT 制度を生計の一部として利用していたご家庭にとっては、あまり良い選択とは言えないでしょう。

【2.発電した電力を自宅に貯蓄して消費する】

発電した電気を自宅に貯めて、全て自宅で消費するといった方法です。

この方法は蓄電池を使って電気を貯めるので、災害時などの場合にも活躍し、上手に活用すれば毎月の電気代が0円だったということも可能です。

無駄なく電力を消費することができるので、ご自宅に発電設備を設置している方にとってはかなりメリットがあると言えるでしょう。

しかし蓄電池を設置する費用が、どうしてもかかってしまいます。相場で初期費用は100万円前後とも言われていますので、その点も合わせて検討することが大切です。

自治体によっては、補助金の交付を受けることのできる場合もありますので、まずは自治体の担当課に問い合わせてみましょう。

【3.新しく買い取ってもらう電力会社を探す】

ここ近年では電力会社を自由に選べる制度に伴い、大手電力会社と比べると高い価格で買取りを行っている新電力会社も増えてきています。

余った電力を少しでも高く買い取ってもらえる電力会社を見つければ、卒FIT後でも継続して売電収益ができる場合もございます。

まずは、各社のサービスや価格を調べて、納得のいく電力会社を見つけることも一つの対策と言えるでしょう。

■まとめ

今回は卒FITについて解説致しました。

卒FITを迎えるタイミングは、FIT制度をスタートさせた時期でも異なります。

まずは、自宅や自社がいつ買取り期間満了を迎えるかを調べ、その後どの方法が自分にとって一番メリットがあるかなど考えておくことが大切です。

FIT制度の契約中に、しっかりと満了後の対策を考えておくことで無駄なく電力を消費することにも繋がります。

少しでも疑問点や、ご不明な点がございましたら専門家である行政書士までお気軽にお問い合わせください。

太陽光事業計画認定
 

サポート内容

金額

50kW 未満

新規認定申請(住居表示確定を含む)

15,000円+税

ID・パスワード再発行手続き

5,000円+税

変更認定申請

15,000円+税

卒FIT後の届出

15,000円+税

相続に伴う事後変更届出

50,000円+税

相続及びIDPW照会、変更申請を同時に行う場合

60,000円+税

その他

お見積り

 

この記事の監修

【さむらい行政書士法人】代表 / 行政書士 小島 健太郎 (こじま けんたろう)

【さむらい行政書士法人】代表 / 行政書士

小島 健太郎 (こじま けんたろう)

無料相談はこちら

プロフィール

2009年 行政書士登録、個人事務所を開設
2012年 個人事務所を法人化。「さむらい行政書士法人」を設立 専門分野:建設業不動産の許認可申請、事業者向け補助金、融資申請支援、外国人在留資格

はじめてのお客様専用ダイヤル

東京エリア03-5830-7919名古屋エリア052-446-5087大阪06-6341-7260

-太陽光補助金

© 2024 建設業・不動産の許認可取得センター