建設業キャリアアップシステム代行申請を依頼すると料金はいくらが相場？

これから、建設キャリアアップシステムに登録をしようと思うけど、なかなか自分で申請する時間が取れない、そんな方が少なくないと思います。

まず、必要書類は何を用意すればいいのか、時間もかかりそうだし、何より難しそう。

そんな貴方に代わり申請をしてくれる人がいます。それが行政書士です。

こちらでは、そのような方に向けて、行政書士に代行申請を依頼すると、報酬はいくらが相場になるのか？について解説いたします。

■代行申請と行政書士による代行申請

初めに、建設キャリアアップシステム内には、代行申請という制度がありますがここで解説いたします代行申請とは、「行政書士による代行申請」となります。

■システム内の代行申請とは、登録を行うには、原則本人が登録を行う必要がありますが、所属事業者や元請事業者等が、技能者に代わって、申請を出来る制度を代行申請といい、技能者の同意が必ず必須となります。

手続きが難しいと感じる技能者の方や、現場で忙しい技能者に代わって、まとめて申請したい事業者の方は、この制度を利用する事が出来ます。

■代行申請の報酬額の相場

行政書士が行う代行申請の報酬額は、行政書士事務所によって異なります。

一律に報酬額を定めている事務所や、事業規模、技能者の登録人数等の違いによって報酬額が異なる事務所があります。

下記では、それぞれの報酬額の相場を解説致します。

【事業者登録・報酬の相場】

①事業規模（資本金）で報酬額が異なる事務所の相場

報酬額が一律の事務所の相場

【技能者登録料・報酬額の相場】

技能者の登録人数により、報酬額が異なる事務所の相場

技能者、一人当たりの報酬額になります。

報酬額が一律の事務所の相場

技能者、一人当たりの報酬額になります。

上記の最頻値が統計的に一番多かった報酬額となります。

ただし、こちらはあくまで、個人法人、そして地域、またサービス内容に関係なく調査した統計になりますので、目安としてお考えください。

次項では、行政書士に代行申請を依頼した場合、お問い合わせから、登録完了までの流れをご説明致します。

■代行申請の登録完了までの流れ

下記は、行政書士に代行申請を依頼した場合、登録完了までの一般的な流れになります。

※詳細な手順の違いは、行政書士事務所により異なります。

①お問い合わせ・無料相談
行政書士事務所により、お問い合わせ方法は異なりますが、ホームページにアクセスして頂きメール、電話、FAXにてお問い合わせ下さい。

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②お見積り
会社の規模、技能者の登録人数、必要事項等をお聞きしてお見積り致します。

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③ご契約
お見積りの内容に、ご承諾頂いたら契約締結となります。

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④必要な添付書類の案内・収集
お客様に、登録に必要な書類の案内を行い、必要書類を収集させて頂きます。

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⑤申請用IDとパスワードの取得
お客様にて、システムへ新規のお申し込み、ログイン用のIDとパスワードを取得して頂きます。

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⑥登録申請作業
お客様に取得して頂いた、IDとパスワードを利用し、行政書士が必要書類の添付や必要事項を記入し、一般財団法人建設業振興基金へ申請致します。

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⑦登録料金の支払い
お客様ご自身で、システムの登録料金を、登録機関にお支払いして頂きます。

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⑧登録完了
登録が完了後、事業者様には事業者IDと管理者IDの通知行われ、技能者様には、後日「建設キャリアアップシステム」のカードが送付されます。
上記が、一般的な代行申請の登録完了までの流れになります。

■行政書士への報酬のお支払いについて

行政書士への報酬のお支払いは、行政書士事務所により異なります。

申請手続きの前に、着手金として報酬額の50%をお支払いするケースや、登録完了後に報酬をお支払いするケースなど、行政書士事務所により、異なります。

■まとめ

こちらでは、建設キャリアアップシステムの登録を、行政書士に代行申請を依頼すると、報酬はいくらが相場になるのか？について解説いたしました。

建設キャリアアップシステムを運用、利用する為には事業者、技能者、どちらも登録をする事が必須となります。

しかしながら、これから登録をしようと思っても、普段本業でお忙しい方にとって、なかなか申請時間がとれない事や、自分で申請しようと思っても、必要書類も多く手順も難しそうで、躊躇される方も少なくないと思われます。
そのような方は、多くの行政書士事務所では、初回の面談は無料で行っておりますので、代行申請を依頼するか検討している行政書士と、一度面談してみることをお勧め致します。

お気軽に専門家である行政書士にご相談下さい。