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グリーン住宅ポイントの申請書類と申請方法を解説

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不動産業やハウスメーカー等で働いている方にとっては、グリーン住宅ポイントという言葉を聞いたことがある方も多いかと思われます。

この制度は国土交通省が、コロナウイルスによって落ち込んだ経済を、少しでも回復させる目的で2020年に発表した新しい制度です。

最大だと100万円分のポイントをもらうことができ、追加の工事や商品などにこのポイントを交換することができ注目を集めているポイント制度でもあります。

しかしながら内容が複雑でよく分からない。申請方法など詳しく知りたい。とお悩みの方に向けて今回は、グリーン住宅ポイントの申請書類と申請方法を解説というテーマで、詳しく解説致します。

■申請できる物件について

この制度を利用できる対象物件は、大きく分けて下記の5つです。

また大前提となるのが、2020年12月15日〜2021年10月31日までに、不動産売買契約や工事請負契約を締結した下記に該当する住宅のみが対象です。

  1. 新築分譲住宅の購入
  2. 既存住宅の購入(不動産登記上、新築の記載が令和元年12月14日以前であること)
  3. 注文住宅の新築
  4. 賃貸住宅の新築(ポイントの利用は追加工事のみ)
  5. リフォーム工事を行う場合 

このように対象となる物件は幅広く、不動産業やハウスメーカー様にとって大変関わりのある制度とも言えるでしょう。

■申請の種類について

申請の種類としては下記の2種類があり、申請時期または対象物件によってどちらに該当するか事前に確認しておきましょう。

【完了前申請】

マンション建設など、時間を必要とする場合に行う申請方法です。

工事完了までの間に、ポイントを利用することができるのがメリットです。

しかし、工事が完了したらすぐに“完了報告”を行う必要があります。

【完了後申請】

工事終了後に申請を行う方法で、完了前申請よりも申請手続きが少なく済むことがメリットです。

■必要書類について

必要な書類は、物件の種類、完了前・完了後申請かで異なります。

【1. 新築分譲住宅を購入】

(完了前申請)

  • 売買契約書の写し
  • 建築基準法に基づいた確認済証の写し
  • 販売計画書
  • 申請者本人の確認書類(運転免許証や健康保険の写し)
  • 住宅証明書の写し

(完了後申請)

  • 売買契約書の写し
  • 建築基準法に基づいた検査済証の写し
  • 販売証明書
  • 申請者の住民票の写し
  • 住宅証明書の写し
【2. 既存住宅の購入】

既存住宅は完了後申請のみ行えます。

  • 売買契約書の写し
  • 申請者の住民票の写し
  • 不動産登記の全部事項証明書
【3. 注文住宅の新築】

(完了前申請)

  • 工事請負契約の写し
  • 確認済証の写し
  • 工事計画書(工事施工者が発行したもの)
  • 申請者本人の確認書類
  • 住宅証明書の写し

(完了後申請)

  • 工事請負契約書の写し
  • 検査済証の写し
  • 工事証明書(工事施工者が発行したもの)
【4. 賃貸住宅の新築】

(完了前申請)・・・工事金額が1,000万円以上の場合のみ申請可能

  • 工事請負契約書の写し
  • 確認済証の写し
  • 建築工事届の写し
  • 工事計画書(工事施工者が発行したもの)
  • 申請者本人の確認書類
  • 住宅証明書の写し
【5. リフォーム工事】

(完了前申請)・・・工事金額が1,000万円以上の場合のみ申請可能

  • 工事請負契約書の写し
  • リフォーム工事計画書(工事施工者が発行したもの)
  • 申請者の本人確認書類

このように、対象となる物件や申請の種類によっても必要な書類は異なります。

事前に何が必要になるかを確認しておくことが大切です。

また代理申請を行う場合は、必要書類に加えて“代理申請者の確認書類”も必要となりますので、気をつけましょう。

■申請方法

主な申請方法につきましては下記の流れで行います。

完了前・完了後申請かで異なります。

申請の流れ(完了前申請)

  1. 工事または売買契約の締結
  2. 必要書類の収集
  3. 事務局へポイント発行申請を行う
  4. ポイントが発行される
  5. ポイントを利用する
  6. 工事・住宅の引き渡し
  7. 完了報告を期限までに行う

完了後申請に関しては、工事が完了した時点で必要書類を収集し事務局へポイント発行申請を行いましょう。また、現在下記の方法で申請可能です。

➀窓口にて直接申請する

現在はコロナウイルス感染予防のため、予約制となっております。

必ず事前に予約の電話を行いましょう。必要書類を持参して申請を行います。

➁郵送で申請する

郵送の場合は、必ず期限までに必着になるよう余裕を持って申請しましょう。

➂オンラインで申請する

アカウントに登録して必要事項を入力していきます。

代理申請を行う場合は、代理申請委任状の提出も必要です。

■申請期限について

申請の受付は、2021年10月31日までに申請した方のみです。

予算に応じて受付を行っているので早めの申請をお勧め致します。

■まとめ

今回は、グリーン住宅ポイントの申請書類と申請方法について解説致しました。

この制度を利用することで、ハウスメーカー様や不動産業者様にとって売上アップにも繋がる大変魅力的な制度とも言えます。

しかし、これらの申請手続きを行うことは大変手間のかかる作業でもあり、何と言ってもスケジュール管理が重要で、特に完了前申請の場合、完了報告も行う必要が出てきます。

しかしながら日々お忙しい皆様にとって手続きを滞りなく進めることが難しい。とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

そのような際は、弊社までお気軽にお問い合わせください。貴社の売上増加に貢献致します。

■グリーン住宅ポイント申請代行アウトソーシング料金

代理申請      1件あたり3,000円+税

添付書類作成代行  1件あたり6,000円+税

代理申請&添付書類作成セットで代行 1件あたり8,900円+税

※ご依頼数に応じでボリュームディスカウントも可能です。

この記事の監修

【さむらい行政書士法人】代表 / 行政書士 小島 健太郎 (こじま けんたろう)

【さむらい行政書士法人】代表 / 行政書士

小島 健太郎 (こじま けんたろう)

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プロフィール

2009年 行政書士登録、個人事務所を開設
2012年 個人事務所を法人化。「さむらい行政書士法人」を設立 専門分野:建設業不動産の許認可申請、事業者向け補助金、融資申請支援、外国人在留資格

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