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病気になっている場合は?
病気になっている場合は、帰化申請はできない?
帰化申請を検討している方の中には、病気や障がいを持っていて帰化申請に影響を及ぼさないか?と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。この記事では、病気になっている場合の帰化申請について分かりやすくお伝えしていきたいと思います。少しでもお役に立てれば幸いです。
【結論|病気や障がいがあっても帰化申請はできる】
見出しのとおり、病気や障がいがあったとしても帰化申請を行うことができます。また、病気や障がいがあるということ自体が帰化申請の審査結果に影響することはないです。
ただし、あまりに重い病気や障がいで仕事に就いていない状態であったり、日常生活を送ることもままならない状態であれば、許可が下りるのは難しいと言えます。
なぜなら、帰化申請の要件である「生計要件」や「素行要件」に引っかかってしまうからです。安定した収入がなければ“日本で生活できるだけの資金力がある”という「生計要件」に引っかかってしまいますし、重度なうつ病などで家に引きこもっている日々を送っていたりしても「素行要件」に引っかかってしまいます。
つまり、病気や障がい自体が帰化申請に影響を与えるというよりは、“病気や障害によって起こり得る生活状況が審査に影響を与えることがある”ということです。
なんとなくご理解いただけましたでしょうか?
なので、“病気だから帰化申請できないんだ…”“障害があるから許可が下りないんだ…”と諦めずに、日々の生活に何ら支障がないのであれば、まず相談してみることが大事です。
【申請するときは専門家に依頼するのが吉】
病気や障がいを持っている方に限りませんが、帰化申請に関しては行政書士などの専門家に依頼することをおすすめします。なぜなら、用意すべき書類が多いことはもちろん、多くの手続きを踏まなければならないからです。
そしてほとんどの方は帰化申請自体“はじめて”ですよね。さらに帰化申請は、審査結果が通知されるまでに10ヵ月~12ヵ月と長い時間がかかります。慣れないことを長期間行うのは、なかなか精神的にもキツイものです。
そのため、多少お金はかかったとしてもプロである専門家に依頼することがおすすめなのです。(もちろん、自分で全部やってみたい!という挑戦者は止めませんが)
【まとめ】
今回は、病気を持っている方の帰化申請についてお伝えしていきました。大事なことなのでもう一度言いますが、病気や障がい自体が審査結果に影響を及ぼすことはありません。ただし、それによって生活に支障が出ていたり、仕事ができず安定した職に就いていないのであれば「不許可」になってしまうのです。