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水商売でも帰化申請はできますか?
水商売でも帰化申請はできますか?
ご存知のとおり、帰化申請の要件の中には「生計要件」というものが含まれています。生計要件で問われていることは、“安定した収入があること”と“収入に見合った生活をしていること”。では、もしあなたが水商売をしている場合、帰化申請で無事許可を得ることはできるのでしょうか?さっそく見ていきましょう。
【水商売でも帰化申請はできるの?】
結論から申し上げますと、水商売をしていても一般の職に就いている方と同じように帰化申請を行うことができます。(違法でない場合)
ではここからは、帰化申請の流れを見ていきましょう。
<帰化申請の流れ>
1. 法務局へ相談
…「帰化申請を行いたい」という旨の相談をし、今後の流れについての説明を受けます。
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2. 提出書類の取り寄せ・作成
…1で「帰化許可申請の手引き」という冊子をもらえるので、記載してある必要書類を取り寄せ・作成しますが、ページ数が多く煩雑すぎるので行政書士に相談するのがおすすめです。
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3. 法務局に申請
…取り寄せ・作成した書類を法務局へ提出します。
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4. 書類の受理・審査
…書類の点検で何も不備がなければ、そのまま受理され書類の審査に移ります。
書類に何も疑わしいことがなければ、法務局から面接の案内の連絡が来ます。
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5. 面接
…法務局にて面接を受けます。
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6. 審査
…面接後、話した内容に虚偽の申告がないか審査を行います。
場合によっては聞き込み調査を行うこともあるようです。
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7. 審査結果の通知
…許可の場合 :官報告示&法務局から本人へ通知
…不許可の場合:法務局から本人へ通知
何となく流れは把握できましたでしょうか?
ちなみに、帰化申請をする際は行政書士などの専門家に依頼するのがおすすめです。特に水商売をしている方であれば、“なぜそんな仕事をしているの?”と思われてしまう可能性も無くはありません。
言い方は悪いですが、一般的な職に比べて“不真面目なんじゃないのか?”と思われてもおかしくない職種です。さらに税金や保険の取り扱いも水商売のお店によって違うので細心の注意が必要です。帰化申請の扱いに慣れているプロに依頼すれば、これまでの経験を活かした最善の策を尽くしてくれるでしょう。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。「水商売」というだけで不許可になることはありませんが、あなたが不安に思っているとおり“なんでその職種をやってるんだろう?”と思われてしまいやすい職です。まずは専門家に相談をし、どんな風に帰化申請を進めていけばいいのかを話し合ってみてくださいね。特に税金と年金関係の整理は必須です。