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行政書士と司法書士のどちらに頼む?
帰化申請は行政書士と司法書士のどちらに頼むのが正解?
帰化申請をするためには、様々な書類や手続きが必要です。多くの時間を割かなければいけないため、専門家に依頼することが多いビザ申請の一つでもあります。
しかしここで迷うのが、“行政書士と司法書士どちらに依頼するのがいいのか?”ということ。違いが分かりにくいせいか、素人では余計迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、それぞれの役割を解説しながらどちらに依頼するべきかお伝えしていきたいと思います。ぜひ、参考にしてみてください。
【結論:帰化申請に力を入れていればどちらでも良い】
結論から申し上げますと、“行政書士か司法書士か?”という括りで判断するのではなく、“帰化申請に力を入れているかどうか?”で判断するのがベターです。なぜかというと、行政書士も司法書士も「帰化申請」という案件自体は扱うことができるからです。
下記は、それぞれができることをまとめた表です。
|
【 行政書士 】 |
【 司法書士 】 |
---|---|---|
管轄 |
総務省 |
法務省 |
業務内容 |
許認可の申請 |
登記や供託 |
官公署提出書類の作成 |
裁判所提出書類の作成 |
|
在留資格・帰化の申請業務 |
帰化申請業務 |
基本的に在留資格関連の業務は行政書士が行うものですが、「帰化申請」に関しては行政書士も司法書士も行うことができるのです。
行政書士の数が司法書士の数よりも2倍以上多いため、「帰化申請=行政書士」のイメージを持っている方もいます。
※行政書士:34,515人/司法書士:15,908人(平成29年時点)
【後悔しない行政書士・司法書士の選び方】
では、どのように行政書士・司法書士を選べばいいのでしょうか?
答えは簡単、“帰化申請の実績がある事務所”です。ホームページなどから確認することもできますし、実際に足を運んで事務所や担当者の雰囲気に触れるのもおすすめです。
一つ覚えておくといいポイントとして、話を親身に聞かずに“早く契約に結びつけようとしている担当者がいる事務所”はやめておいた方がいいでしょう。帰化申請では、比較的長い期間担当者と関わりを持つことになるため、“この人にだったら任せられそうだな…”と感じられる担当者に依頼するのがベストですよ。
【帰化申請の実績がある行政書士・司法書士を選ぼう】
冒頭でも申し上げたとおり、“行政書士か司法書士か?”ではなく、帰化申請の実績がある事務所を選べば納得のいく申請ができるでしょう。そう何度と申請できる手続きではないため、“帰化申請の実績があるか?”“担当者と合いそうか?”など、総合的に判断し正しい選び方をしてください。