帰化申請の安い事務所は要注意

帰化申請は、一人で行うのはとても大変です。膨大な書類を集めて、一つ一つ丁寧に作成して…と、多くの時間と労力がかかります。できれば行政書士などの専門家に依頼した方がいいのですが、どう考えても安い金額を提示している事務所に依頼するのは避けた方がいいでしょう。ここでは、料金の安い事務所に依頼しない方がいい理由を2つご紹介していきます。少しでも参考になれば幸いです。

【理由1｜契約内容と実態がズレている可能性がある】

書類の収集から作成のサポートまですべて依頼する場合、相場は15万円～20万円になります。この金額より明らかに安い料金を提示している事務所の場合、“すべて代行します！”と言いながら、実際は書類の収集しか行わなかったり、作成のサポートはするけど書類の収集は依頼者がやらなければならないなど、契約内容と実態がズレている可能性があります。

おそらく、ほとんどの事務所は無料相談を設けていると思いますので、契約前にどこまでが業務範囲なのかしっかり確認することをおすすめします。

【理由2｜親身になってくれない可能性がある】

帰化申請は、書類の収集から許可が下りるまでおよそ10ヶ月～1年かかります。その間は依頼した事務所と関わっていくわけですから、できるだけ親身になってくれる担当者に依頼したいですよね。

料金が安い事務所の場合、契約数欲しさにとにかく契約に持っていこうとしたり、デメリットを説明してくれない可能性があります。契約前の相談で少しでも違和感を感じるのであれば、今後のことも考えて依頼は控えるべきでしょう。

【安さだけを重視すると後悔することになる】

いかがでしたでしょうか。専門家であっても、やはり安いのには理由があります。最終的に判断するのはあなたですが、帰化申請は人生にそう何度とありません。料金面だけで判断して、後悔しないようにしてくださいね。