子供も一緒にまたは子供だけの帰化申請 | 外国人の帰化申請・手続き・代行サポート【帰化ドットコム】

子供も一緒にまたは子供だけの帰化申請

帰化申請で子供も一緒にできますか?もしくは子供だけでも可能ですか?

帰化申請は子供も一緒にできるのでしょうか?また、子供だけでも申請できるのでしょうか?この記事では、前述した2つの疑問にお答えしていきたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

【疑問1|帰化申請は子供も一緒にできる?】

→ できます

帰化申請には「居住要件」という要件があります。居住要件では、“引き続き5年以上日本に住所を要すること”という条件を満たす必要があるため、もしかすると“子供も5年以上住まないといけないんじゃないの?”と思うかもしれませんね。

 

しかし実は、申請者(親)が居住要件を満たしていれば、お子様が日本に5年以上住んでいなくても一緒に申請することができるのです。国籍法第8条にもその旨が記載されています。

<国籍法第八条>

次の各号の一に該当する外国人については、法務大臣は、その者が第五条第一項第一号、第二号及び第四号の条件を備えないときでも、帰化を許可することができる。

1.日本国民の子(養子を除く。)で日本に住所を有するもの

2.日本国民の養子で引き続き一年以上日本に住所を有し、かつ、縁組の時本国法により未成年であったもの

3.日本の国籍を失った者(日本に帰化した後日本の国籍を失った者を除く。)で日本に住所を有するもの

4.日本で生まれ、かつ、出生の時から国籍を有しない者でその時から引き続き三年以上日本に住所を有するもの

引用元:法務省公式サイト

【疑問2|帰化申請は子供だけでもできる?】

→ できます。
ただし、20歳以上かつ母国でも成人と呼ばれる年齢に達していることが条件です。

帰化申請には「能力要件」という要件があります。内容としては「二十歳以上で本国法によって能力を有すること。」つまり、日本で成人と言われる歳(20歳以上)かつ本国で成人と言われる歳に達していれば、一人でも申請することが可能です。もしお子様が20歳未満なのであれば、20歳になるのを待ってから申請するか、親と一緒に申請するようにしましょう。20歳になって定職があれば問題ないのですが、まだ大学生のうちに帰化したい場合は少し複雑な要件になるのでお気軽に当事務所までお問い合わせいただければと思います。

【まとめ】

今回は、帰化申請は子供でもできるのか?子供一人でも申請できるのか?という2つの疑問にお答えしていきました。ちなみに、親が日本人に帰化した後に子供が産まれた場合は、帰化の手続きをすることなく日本国籍を取得することができます。そのため、既に出産の予定がある場合は、早めに申請することをおすすめします。

帰化許可申請書(無料ダウンロード)

必要書類一覧


クリックすると、TDB企業サーチが表示されます。