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会社が赤字でも帰化申請できる?
会社が赤字でも帰化申請できるの?
自営業者や会社役員の方の中には、“赤字でも帰化申請できるのか?”と感じている方もいるのではないでしょうか?今回は、そんなあなたの疑問にお答えしていきたいと思います。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
【ぶっちゃけ、赤字でも帰化申請できるの?】
はっきりと申し上げましょう。赤字のまま帰化申請することは“絶対に”おすすめできません。
何か理由(大きな投資など)があって、たまたまその月だけ赤字になってしまったというのであればそこまで問題ではないのですが、決算で赤字の場合、まず許可は下りません。
なぜかと言うと、帰化申請で満たすべき要件の一つ「生計要件」を満たすことができていないからです。自営業者や経営者は会社と一体とみなされているからです。
<生計要件とは>
日本で生活していくことができる資金力があるのか?を判断する要件。
すごく簡単に言うならば、“稼いでいるのか?”ということです。
「会社が赤字」という状態は、決して良い状態ではありませんよね。
稼いでいるか稼いでいないかという2択でいえば、明らかに“稼いでいない”に分類されるます。つまり、“生計要件を満たしていないよね”と判断されてしまっても仕方ないわけです。
では、現在赤字になっている自営業者や会社役員はどうすればいいのでしょうか?
【どうすれば、帰化申請で許可が下りるの?】
答えは簡単、“黒字にしてから申請する”です。この要件を満たさないことには、帰化申請で許可が下りることはありません。また、明確な基準はありませんが、自営業者の場合は会社員よりも帰化申請のハードルが高くなっています。(提出する書類も多いです)
ちなみに、会社役員の方で複数の会社の役員をしている場合、一つでも赤字の会社があるのであれば許可が下りなくなることもあります。自営業者・会社役員ともに、現在ある赤字を埋めて黒字に転換させてから帰化申請を行うようにしましょう。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。なかなか厳しいことをお伝えしましたが、やはり“資金力”というのはとても重要です。赤字を黒字に変えるのはそう簡単なことではないかもしれませんが、そのままの状態で申請したところで許可が下りるわけでもありません。少しでも不安がある方は、行政書士などの専門家に相談するのも一つの手ですよ。