トップページ > ベトナム人向け|カナダ観光ビザ(一時滞在者ビザ・Temporary resident visa)を解説

ベトナム人向け|カナダ観光ビザ(一時滞在者ビザ・Temporary resident visa)を解説

カナダのビザは、目的に応じて複数の種類があります。ビザを免除されている国籍以外の渡航者は、適切なビザを取得しなければなりません。

 

旅行などでカナダを訪れる予定のあるベトナム人の方の中には、

 

「観光ビザ(一時滞在者ビザ)とは?」
「ベトナム人が取得できるビザは?」
「手続き方法は?」

 

といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。

 

この記事では、ベトナム人が取得できるカナダの観光ビザ(一時滞在者ビザ)について詳しく解説します。

ぜひ、最後までお読みください。

カナダ 観光ビザの概要

ここでは、カナダの「観光ビザ」の概要について見ていきましょう。

カナダに一時滞在するにはビザが必要

カナダに一時滞在するには、ビザが必要です。

 

観光・知人や家族訪問・短期商用などが目的の場合は、「観光ビザ」を取得します。

「観光ビザ」は、「一時滞在ビザ(Temporsary Resident Visa)」とも呼ばれます。

観光ビザ・一時滞在者ビザ(Temporary resident visa)が必要な国籍

申請前に、ビザの必要・不要、必要な場合はどの種類のビザかをチェックしましょう。

 

例えば、以下の国籍の方は「観光ビザ」を取得しなければなりません。

  • ベトナム
  • インドネシア
  • マレーシア
  • 中国
  • アフガニスタン
  • ロシア
  • 北朝鮮

観光ビザでできること

「観光ビザ」で許可される滞在目的は、以下のとおりです。

  • 観光・レジャー
  • 短期での学習・研修(語学学校の短期プログラムなど)
  • 知人や家族の訪問
  • 短期でのビジネス(出張・会議・市場調査など)

カナダの観光ビザは何日滞在できますか?

滞在期間は、最長6カ月です。

 

ほとんどの申請者は、6カ月の滞在期間が与えられます。

ただし、国境警備官が6カ月未満または6カ月以上の滞在を許可するケースもあります。

 

個別に滞在期間を付与された場合は、パスポートに出国期限の日付が記載されるので、必ず期限までに出国しましょう。

 

許可された滞在期間を超えて滞在したい場合は、延長の申請をしてください。

電子渡航認証(eTA)とは

「電子渡航認証(eTA)」とは、対象国籍の方がカナダへ渡航する際に、ビザの代わりに取得する認証です。

 

例えば、対象国籍には日本や韓国などが挙げられます。

 

対象国籍の方が6カ月以内の観光や短期商用を目的にカナダへ渡航する場合は、「eTA」を取得しなければなりません。

 

有効期間は認証日から5年間で、滞在が可能な日数は最長6カ月です。

5年間の有効期間内であれば、何度でも出入国ができます。

【ベトナム人の方向け】観光ビザの申請

ここでは、「観光ビザ」の申請について以下の項目ごとに詳しく解説します。

  • 条件
  • 必要書類
  • 申請の流れ

観光ビザ申請の条件

「観光ビザ」を申請するには、以下のすべての条件を満たさなければなりません。

  • 有効なパスポートを持っている
  • 健康である
  • 過去に刑事または移民関連の有罪判決を受けていない
  • 滞在目的を終えたらカナダから出国する
  • 母国または居住国とのつながりを証明できる
  • 滞在中に必要な資金がある

観光ビザ申請に必要な書類

必要書類と費用は、以下のとおりです。

必要書類

滞在目的に応じて追加で必要となる書類もあるため、注意しましょう。

  • パスポート
  • 代理人のフォーム:IMM5476(該当する場合)
  • 家族情報のフォーム:IMM5645(18歳以上の申請者)
  • 両親の委任状(未成年者の場合)
  • 渡航歴を証明する書類(以前のパスポート・過去に取得したビザ・出入国スタンプなど)
  • 旅程の資料(フライトの詳細・ホテルの予約確認書など)
  • 銀行口座明細書
  • 個人情報を公開する権限のフォーム:IMM5475
  • 招待状
  • 雇用主の情報(ビジネス目的の場合)
  • 知人や家族との関係性を証明する資料(知人や家族訪問が目的の場合)

費用

ビザの申請料は、100CAN(カナダドル)です。

加えて、生体認証を登録する際の手数料として、85CANがかかります。

 

かかる費用は、オンライン申請の際に支払います。

利用できるのは、以下のクレジットカードまたはプリペイドカードです。

  • Visa
  • Mastercard
  • American Express
  • JCB
  • UnionPay

観光ビザ申請の流れ

申請の手順は、以下のとおりです。

1.ビザが必要か調べる

観光目的の場合、「観光ビザ」もしくは「eTA」が必要です。

 

ベトナム国籍の方は、「観光ビザ」を取得してください。

2.必要書類の作成・準備

申請に必要な書類を集めます。

必要書類については、前述した【必要書類】を参考にしてください。

 

書類の種類によっては、発行までに時間がかかるものもあります。
渡航のスケジュールに間に合うように、早めの準備を心がけましょう。

3.オンライン申請

ビザの申請は、オンライン上のIRCCポータルで行います。

 

初めて利用する方は、IRCCポータルのアカウントを作成してください。

アカウントの作成後は、以下の流れで申請を行います。

オンラインフォーム

システムの指示に従い、オンラインフォームの必要事項を入力しましょう。

書類のアップロード

システムの指示に従い、必要書類をアップロードしましょう。

申請料の支払い

申請料は、100CAN(カナダドル)です。

4.ビザ申請センターの予約

カナダのビザ申請では、生体認証の登録を求められます。

 

生体認証の登録は、ビザ申請センター(VFS Global)で行います。

日本のビザ申請センターは東京と大阪にあり、各施設の詳細は以下のとおりです。

1.東京

施設名

カナダビザ申請センター(東京)

住所

〒105-0014

東京都港区芝1-4-3 SANKI芝金杉橋ビル4階

営業時間

月〜金:9時〜17時

2.大阪

施設名

カナダビザ申請センター(大阪)

住所

〒542-0081

大阪府大阪市中央区南船場1-3-5 リプロ南船場ビル10階

営業時間

月〜金:9時〜17時

 

ビザ申請センターを利用するには、予約が必要です。

渡航の日程に間に合うように、予約のスケジュールを組みましょう。

5.生体認証データの登録

予約した日時にビザ申請センターへ行き、生体認証を登録します。

 

生体認証の登録では、以下のデータを提出します。

  • 顔全体の写真
  • 指紋(両手の指10本分)のスキャン

 

初めてビザを申請する方は、生体認証の登録が必要です。

ビザ申請センターへは、必ず申請者本人が来館してください。

6.審査

申請内容・提出書類を基に、審査が行われます。

 

処理期間の目安は、以下のとおりです。

  • 日本から申請した場合:30日間(2024年5月7日時点)
  • ベトナムから申請した場合:74日間(2024年5月7日時点)

 

ベトナムから申請する場合は、日本から申請する場合と比べて2倍以上の日数がかかるため、注意しましょう。

7.ビザ発行

問題がなければ、ビザが発行されます。

 

ビザの受領後に、許可されたビザの内容について(有効期限・有効使用回数・渡航目的など)確認しましょう。

観光ビザ申請は行政書士等の専門家への代行依頼がおすすめ

カナダの「観光ビザ」の申請は、行政書士に相談・依頼するのをおすすめします。

 

ここでは、行政書士などの専門家への代行依頼について見ていきましょう。

ビザの最新情報など専門知識が豊富

ビザ申請を成功させる上で重要なのは、正しい情報を基に準備を進めることです。

行政書士に依頼すれば、ビザの最新情報や専門知識にも詳しいので、取得率を上げられます。

ビザの条件は頻繁に変わりやすく複雑

ビザの条件は変わりやすく、かつ複雑です。

申請は自力でも行えますが、誤った情報を基に準備をして、不許可となるケースも考えられます。

 

確実に取得したい方は、行政書士に相談・依頼をしましょう。

特殊な案件などの申請経験が豊富

ビザ申請の経験がある行政書士は、申請に関するノウハウを持っています。

 

経験が豊富な行政書士であれば、通常の申請と比べて難しい案件でも、申請者の状況に合わせて対応できます。

 

申請に関して不安のある方は、行政書士に相談・依頼するのがおすすめです。

ビザ申請のための時間を節約できる

ビザ申請で特に大変なのは、情報を調べたり、必要書類を集めたりする準備作業です。
忙しくて準備に時間を取れない方は、行政書士に相談・依頼しましょう。

観光ビザの申請は自分でもできるが時間や手間がかかる

「観光ビザ」の申請は自力でも行えますが、時間や手間がかかります。

 

行政書士に依頼すれば、ビザに関するノウハウを持っているので、スムーズに申請が進むでしょう。

代行を依頼することにより時間が節約できる

行政書士に代行を依頼すれば、申請準備にかかる時間を節約できます。

 

ビザ申請の準備で最も時間がかかるのは、書類を作成・収集する作業です。

 

忙しくて準備時間を確保できない方は、行政書士に相談・依頼するのをおすすめします。

まとめ

この記事では、ベトナム人が取得できるカナダの「観光ビザ」について解説しました。

 

ベトナム国籍の方がカナダへ渡航するには、目的に応じたビザが必要です。
主な滞在目的が観光の場合は、「観光ビザ(一時滞在者ビザ」)を取得しなければなりません。

 

申請は自力でも行えますが、カナダのビザ制度はやや複雑です。

「観光ビザ」の申請をお考えの方は、行政書士などの専門家に相談・依頼するのをおすすめします。

無料相談

無料相談を行っていますので、まずはお気軽にご相談ください。

※相談は完全予約制です。

はじめてのお客様専用ダイヤル

03-5830-7919新宿オフィス(東京)上野オフィス(東京)03-5990-5395名古屋オフィス052-446-5087大阪オフィス06-6341-7260上記以外のエリア03-5830-7919ENGLISH080-4941-0978中国語070-5376-4355韓国語080-4670-2341

無料診断受付中

カナダ観光ビザ

カナダ観光ビザ

犯罪歴・前科

犯罪歴・前科