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CR1ビザに必要な書類を徹底解説|アメリカ市民との結婚で早めにグリーンカードを取得する方

はじめに

アメリカ市民と結婚した日本人がアメリカで生活をスタートさせるためには、CR1ビザ(条件付き永住権付き移民ビザ)の取得が一般的です。結婚後にすぐアメリカに渡り、合法的に生活や就労を始めたい方にとって、このビザは非常に重要なステップと言えます。しかし、ビザの申請手続きでは多くの書類が必要とされ、書類不備や提出手順の誤りなどによって審査が大幅に遅延するケースも少なくありません。

 

本記事では、**「CR1ビザ 必要書類」**というキーワードを軸に、CR1ビザ取得に向けた基本的な流れや、具体的にどのような書類を用意しなければならないかを分かりやすく解説します。日本在住で、これからアメリカ市民との結婚を機にCR1ビザを申請したい方は、ぜひ本記事を参考にしていただき、スムーズな手続きを目指してください。

1. CR1ビザとは?基本概要をおさらい

1.1. CR1とIR1の違い

CR1ビザは、アメリカ市民と結婚してから2年未満の場合に発給される移民ビザです。入国時点で「条件付き永住権(Conditional Resident)」として扱われるため、いわゆる「条件付きグリーンカード」が与えられます。

 

一方、IR1ビザは、結婚後2年以上が経過しているカップル向けの移民ビザです。IR1ビザの場合は「条件付き」ではないため、渡米後、10年有効のグリーンカード(永住権)が付与されるのが大きな特徴です。

1.2. なぜ「条件付き」なのか(結婚2年未満のポイント)

CR1ビザが「条件付き」なのは、結婚がまだ日が浅く、偽装結婚などの不正を防ぐためです。結婚後の2年間は条件付きのステータスとしてアメリカに滞在し、2年目を迎える前にI-751という「条件解除」の手続きを行う必要があります。条件解除が認められれば、正式な(条件なしの)永住権となり、さらに10年ごとに更新可能となります。

2. CR1ビザ申請の流れをざっくり解説

2.1. I-130(配偶者分類請願書)の提出

CR1ビザ取得の最初のステップは、アメリカ市民がUSCIS(米国市民権移民局)へ**I-130(配偶者分類請願書)**を提出することから始まります。ここでは、結婚した事実や夫婦関係の真実性を証明するため、結婚証明書や写真、共同名義の契約書などの書類が求められます。

2.2. USCIS承認後、NVC(国立ビザセンター)での手続き

I-130が承認されると、ケースはNVC(National Visa Center)へ移され、そこでビザ申請のための書類が整理・審査されます。NVCはケース番号を割り当て、在外米国大使館・領事館に情報を送付する準備を行います。

2.3. DS-260とI-864の提出

NVCから指示があれば、**DS-260(移民ビザ申請フォーム)のオンライン入力や、スポンサーとなるアメリカ市民のI-864(Affidavit of Support:財政証明)**などを提出します。正確に入力・記入しなければ、審査が滞る原因となるため、落ち着いて準備しましょう。

2.4. 在外米国大使館・領事館での面接

NVCでの手続きが完了すると、書類は在外米国大使館(または領事館)に転送されます。通常、日本在住の場合は**在日米国大使館(東京)**が担当となり、面接の予約案内が送られてきます。面接当日に書類不備があると再予約が必要となる可能性もあるため、事前のチェックが欠かせません。

3. CR1ビザ申請に必要な書類一覧【I-130編】

ここでは、I-130提出時点でそろえておくべき書類について整理します。あくまで一般的な例なので、ご自身のケース(過去の結婚歴や名前の変更履歴など)によって追加の書類が必要となる場合があります。

3.1. アメリカ市民(申請者)が用意する書類

I-130本体

・USCISの公式サイトから最新版を取得し、英語で正確に記入します。

米国籍証明

・パスポートのコピー、出生証明書、または市民権証書(Certificate of Naturalization)など。

婚姻証明書(Marriage Certificate)

・アメリカや日本、または第三国で結婚した場合も、正式に登録されていることを証明する書類。

2人の関係性を示す証拠写真や文書(任意)

・偽装結婚を疑われないよう、結婚式や旅行、家族との写真などを添付するとスムーズ。

3.2. 日本人配偶者(受益者)が用意する書類

1. パスポートコピー

身分事項が記載されたページのコピー(有効期限に注意)。

2. 過去に離婚歴がある場合

離婚証明書(戸籍謄本に記載ありの場合は英訳を添付)や配偶者死亡証明書など。

3. 戸籍謄本(英訳付き)

結婚事実を確認できる場合もあるため、あらかじめ取得しておくと安心。

3.3. 結婚証明書や婚姻の実態を示す証拠

日米間の結婚の場合、日本では戸籍謄本が事実上の結婚証明となりますが、英語翻訳が必要です。アメリカで結婚した場合は、現地のMarriage Certificateを取得し、そのコピーを添付します。

 

偽装結婚が疑われるケースでは、追加で写真や共同名義の契約書(賃貸契約、銀行口座、保険など)を求められることがあります。

3.4. 過去の結婚歴がある場合の追加書類

申請者・受益者いずれかに過去の結婚歴がある場合は、離婚証明書配偶者の死亡証明書を提出し、その英訳を添える必要があります。離婚日の確認が曖昧だったり、英訳が不十分だったりするとRFE(追加書類要求)を受ける恐れがあるので注意しましょう。

4. NVC・在外米国大使館で必要な書類【DS-260~面接当日】

I-130が承認され、ケースがNVCに移行すると、さらに追加の書類提出やオンラインフォームの記入が必要になります。

4.1. DS-260(移民ビザ申請フォーム)のオンライン入力

● DS-260は移民ビザを申請する際のオンラインフォームです。

パーソナル情報、婚姻歴、犯罪歴などを正直かつ正確に記入しましょう。

入力完了後に出力される「確認ページ」を印刷し、面接当日に持参します。

4.2. スポンサーの財政証明(I-864)

**I-864(Affidavit of Support)**は、アメリカ市民(スポンサー)が、受益者(日本人配偶者)を経済的に支援できる能力があることを示す重要書類です。納税証明書(Tax Return)、W-2フォーム、雇用証明書などを添付し、連邦貧困線を上回る年収があるかを証明する必要があります。

4.3. パスポート、無犯罪証明書、戸籍謄本(英訳)など

NVC・面接時に必要となる主な書類は以下の通りです。

1. 有効なパスポート

・ビザが貼付されるため、期限が十分残っているか確認。

2. 無犯罪証明書(Police Certificate)

・日本の場合、都道府県警察本部などで申請。

・海外滞在歴がある場合、滞在国でも取得が必要なケースあり。

3. 戸籍謄本(英訳付き)

・結婚・離婚・改名などの情報が確認できる書類。

4. 健康診断結果

・指定医療機関で健康診断を受け、結果を面接当日に提出する。

4.4. 健康診断(指定医療機関)と面接当日に持参する書類

米国大使館が指定する医療機関で健康診断を受ける必要があります。結核検査やワクチン接種確認が行われ、結果は封印された状態で受け取ることが多いです。これを面接当日に持参し、担当官に提出します。合わせて、DS-260確認ページ、I-864のコピー、パスポート、無犯罪証明書など、必要書類の一覧をあらかじめチェックしておきましょう。

5. 書類不備を防ぐコツとよくある注意点

5.1. 翻訳(日本語→英語)と公証の重要性

日本語の公的書類(戸籍、離婚証明書など)には、英訳が必要です。誤訳や不適切な形式は審査の遅れやRFEの原因となり得るため、専門の翻訳者のサポートを検討するのも一案です。場合によっては**公証(Notarization)**を求められる場合もありますので、提出先の大使館サイトやUSCISの指示を確認しましょう。

5.2. 有効期限や提出期限のチェック

● 無犯罪証明書や健康診断結果には有効期限が設定される場合があります。

● NVCや大使館から指定された提出期限を守れず、ケースが閉鎖される事態も。

● 面接予約から逆算し、余裕をもって各書類を準備しましょう。

5.3. スケジュール管理:審査にかかる期間を把握する

CR1ビザの審査期間は数か月~1年以上かかることも珍しくありません。I-130の審査状況やNVCでの書類処理時間、大使館の面接予約の混雑状況など、複数の要因で変動します。最新の情報を確認しながら、時間に余裕を持って手続きを進めることが大切です。

6. CR1ビザ申請のFAQ

6.1. CR1ビザとK3ビザの違いは?

● CR1ビザ:移民ビザ。渡米と同時に条件付きではあるが永住権を得られる。

● K3ビザ:一時的な非移民ビザ。移民ビザ(CR1/IR1)審査が終わる前に早期渡米したい場合に利用されるが、結局は別途永住権申請が必要。

6.2. 結婚2年以上ならIR1になるの?

はい。結婚から2年以上が経過していれば、IR1ビザ(条件なし永住権)となります。CR1ビザとの大きな違いは、条件解除の手続きが不要な点です。渡米後、10年有効のグリーンカードが手に入ります。

6.3. 追加書類要求(RFE)が来たらどうする?

RFE(Request for Evidence)は、USCISやNVC、大使館が「追加書類が必要」と判断した際に発行されます。通知に書かれた期限内に指定の書類を提出すれば審査が再開されます。対応が遅れると申請が却下されるリスクがあるため、迅速に対応しましょう。

7. まとめ|CR1ビザに必要な書類をしっかり準備して条件付き永住権を取得しよう

CR1ビザは、アメリカ市民と結婚した外国人配偶者が条件付きながら永住権を取得できるビザであり、渡米後すぐに合法的に働いたり、米国内で生活を安定させたりできる点が大きな魅力です。

 

ただし、申請プロセスには多くのステップがあり、それぞれで必要書類が変わってくるため、以下のポイントを再確認しておきましょう。

 

1. I-130では結婚の真実性を示す書類が重要

・結婚証明書、戸籍謄本(英訳)、過去の離婚歴証明書などをしっかり用意。

2. NVC段階ではDS-260とI-864の提出が鍵

・DS-260を正確に入力し、スポンサーの財政証明(I-864)を揃える。

3. 面接では健康診断結果や無犯罪証明書が必須

・大使館の指定医療機関で受診、面接日の確認も早めに行う。

4. 英訳・期限管理に注意

・公的書類は翻訳が必要。無犯罪証明書や健康診断には有効期限がある。

5. スケジュールに余裕をもって行動

・審査は数か月~1年以上かかることも。RFEへの迅速な対応が大切。

 

もし書類準備や申請ステップに不安がある場合は、移民弁護士や専門家の力を借りるのも有効な方法です。正確な書類と十分なスケジュール管理で臨めば、CR1ビザの取得は決して難しいものではありません。

 

渡米後は条件付き永住権の解除(I-751)手続きを忘れずに行い、最終的に安定した永住権(グリーンカード)を手に入れましょう。

8. 免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の事案に対する法的アドバイスを提供するものではありません。

 

移民法や大使館の方針、必要書類の内容は予告なく変更される可能性があるため、最新の公式情報(USCIS公式サイト、NVC、大使館ウェブサイトなど)を必ずご確認ください。

 

実際の申請について疑問点がある場合は、アメリカの移民弁護士やビザ専門の行政書士に相談されることを強く推奨します。

 

また、本記事の情報を使用したことによる損失や損害について、当サイトおよび執筆者は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

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