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K3ビザに必要な書類を徹底解説|アメリカ市民との結婚後にスムーズ渡米するためのチェックリスト

はじめに

アメリカ市民とすでに結婚している日本人の方が、早めに渡米して一緒に生活を始めたいと考える場合に有効なビザの一つがK3ビザです。

 

通常、アメリカ市民と結婚した外国人配偶者は**CR1/IR1ビザ(移民ビザ)**を申請しますが、審査には時間がかかりがち。

 

そこで、**K3ビザ(配偶者非移民ビザ)**を利用することで、移民ビザ発給を待つ間にアメリカへ一足先に渡航し、米国内に滞在しながら手続きを進められる可能性があります。

 

本記事では、「K3ビザ 必要書類」というキーワードを軸に、K3ビザの特徴や申請フロー、具体的にどんな書類を準備すべきかを、日本人向けにわかりやすく解説します。これからK3ビザを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. K3ビザとは?概要をおさらい

K3ビザは、既にアメリカ市民と結婚している外国籍配偶者が、アメリカ国内で移民ビザ(CR1/IR1)や永住権を待つ間、速やかに渡米できるように設けられた一時的な非移民ビザです。

CR1/IR1ビザ(移民ビザ)

・入国時点で永住権(グリーンカード)のステータスが得られますが、審査・発給までに時間がかかることが多い。

K3ビザ(非移民ビザ)

・移民ビザ審査中に先行して渡米したい場合に取得するビザ。

・渡米後も引き続きCR1/IR1の手続きやAOS(ステータス調整)を行い、最終的に永住権取得を目指す。

1.1. K3ビザとCR1/IR1ビザの違い

CR1/IR1ビザは渡米と同時に永住権が付与されるため、長期的に見ればメリットが大きいです。しかし審査期間が長引くケースがあり、配偶者と早く一緒に暮らしたい人にとっては待ち時間が苦痛になります。一方、K3ビザは渡米を早める目的で使われますが、アメリカ入国時に永住権を得られるわけではなく、引き続き別途手続きが必要です。

1.2. どういう状況でK3ビザを活用するのか

K3ビザは、**「結婚したばかりで、とにかく早く渡米して配偶者と一緒に生活したい」**という方に利用されることが多いです。ただし、CR1/IR1の審査が想定より早く進んだ場合、K3ビザを取得する前に移民ビザが承認されるケースもあり、その場合K3ビザは不要になります。申請のタイミングや審査状況を踏まえ、どのビザ手段が最適かを検討することが大切です。

2. K3ビザ申請の流れをざっくり解説

K3ビザを申請するには、**I-130(配偶者分類請願書)I-129F(K3用)**の2段階で書類を提出し、最終的に在外米国大使館・領事館で面接を受ける流れです。

1. I-130をUSCISに提出

・アメリカ市民が、外国人配偶者を移民ビザ(CR1/IR1)で呼び寄せるための請願書。

・I-130の受領通知(NOA1)が届いた段階で、次のステップへ。

2. I-129FをUSCISに提出(K3ビザ用)

・K1ビザ(フィアンセビザ)と同じフォーム名ですが、K3ビザ目的で使用する形となります。

・I-129Fが承認されると、NVC(国立ビザセンター)→在外米国大使館へ書類が転送される。

3. 在外米国大使館・領事館で面接

・日本在住の場合、通常は東京の米国大使館で面接を受ける。

・K3ビザが承認されれば、晴れて渡米できる。

USCIS・NVC・大使館という3つの機関を通す関係上、書類不備や追加審査が発生しないよう準備が重要です。

3. K3ビザ申請時に必要な書類一覧【I-129F編】

K3ビザ申請には、アメリカ市民(スポンサー)と日本人配偶者(受益者)がそれぞれ用意すべき書類があります。ここでは、まずI-129Fを提出する時点に焦点を当て、必須となる書類を整理してみましょう。

3.1. アメリカ市民(スポンサー)が用意する書類

1. I-129F請願書本体

・最新のフォームをUSCIS公式サイトからダウンロードし、英語で記入。

2. 米国籍証明

・パスポートのコピー(有効なもの)、または出生証明書など。

3. 結婚証明書

・アメリカまたは日本、もしくは他国で正式に結婚していることを示す文書。

4. I-130受領通知(NOA1)のコピー

I-130が受理されている証拠として必要。

3.2. 日本人配偶者(受益者)が用意する書類

1. パスポートコピー

・主要な情報ページ(顔写真や生年月日が載っているページ)。

2. 結婚証明書のコピー・英訳

・結婚が有効であることを証明するため。日本の戸籍謄本や婚姻届受理証明書などの英訳が必要になる。

3. 過去に離婚歴がある場合

・離婚証明書、離婚届受理証明書の英訳。

4. 婚姻の実態を示す資料(任意)

・夫婦の写真、連絡履歴など。K3ビザでは必須ではない場合もあるが、I-129Fの際に提出すると証拠としてプラスに働く可能性あり。

3.3. 結婚証明書や婚姻の実態を示す証拠

K3ビザは「既に結婚しているカップル」が対象なので、結婚が有効である証拠が最重要です。戸籍謄本の英訳などを通じて、正式な婚姻関係を証明します。また、移民局が不審に思った場合のために、結婚式や親族との写真などを用意しておくと安心です。

3.4. 過去の結婚歴がある場合の追加書類

申請者または受益者が過去に結婚・離婚を経験している場合は、離婚証明書死亡証明書(前配偶者が亡くなっている場合)が必要です。これらも英訳を添えて提出する必要があるので、早めの準備を心がけましょう。

4. 在外米国大使館・領事館での面接前に必要な書類【DS-160~面接当日】

I-129Fが承認されると、書類はNVCを経由して在外米国大使館・領事館へ渡ります。次に、**DS-160(非移民ビザ申請フォーム)**をオンラインで入力・送信し、面接の予約を行う流れです。

4.1. DS-160(非移民ビザ申請フォーム)のオンライン入力

● DS-160は非移民ビザの標準的なオンラインフォーム。

● 作成後に出力される「確認ページ(Confirmation Page)」を面接当日に持参する。

4.2. パスポート、戸籍、無犯罪証明書など

面接当日までに準備が求められる一般的な書類は以下の通りです。

1. 有効なパスポート

・期限切れ間近の場合は更新しておく。

2. 戸籍謄本の英訳

・結婚や改名の事実を確認するため。

3. 無犯罪証明書(Police Certificate)

・日本での発行は都道府県警察本部に申請し、取得まで時間がかかる場合がある。

4. 健康診断の結果

・大使館指定の医療機関で受診。結核検査やワクチン接種が必要となることが多い。

5. 顔写真(大使館指定のサイズ・背景色)

・DS-160でアップロードした写真と同じ規格。

4.3. 健康診断(指定医療機関)の受診

K3ビザでも健康診断が必要です。日本国内の医療機関の中から、米国大使館が指定した病院を確認し、予約を取って受診してください。検査結果は封印された状態で渡されることが一般的で、面接当日または指定された方法で大使館に提出します。

4.4. スポンサーの財政証明(I-134)が必要な場合

K3ビザ申請では必ずしもI-134(Affidavit of Support)を求められるわけではありませんが、大使館の判断で提出を求められることがあります。アメリカ市民スポンサーの所得が不安視される場合は、事前に最新の納税証明書や給与明細などを準備し、I-134を作成しておくと安心です。

5. 書類不備を防ぐコツと、よくある注意点

5.1. 翻訳が必要な書類(日本語→英語)

日本の戸籍や公的証明書(離婚証明書など)は正確な英訳が必要です。自分で翻訳する場合、誤字や誤訳があると審査が遅れる原因になるため、場合によってはプロの翻訳サービスを活用してもいいでしょう。

5.2. 期限切れや提出期限を見逃さない方法

・無犯罪証明書は発行日から一定期間(多くは1年)有効とされる場合が多いですが、大使館の指示によっては発行後6ヶ月以内を求められるケースも。

・健康診断結果も、一定期間で有効期限が設定されていることがあるので、面接日から逆算して予約しましょう。

・面接予約とDS-160入力の順番を誤らないようにし、大使館ウェブサイトの情報を随時確認することが重要です。

5.3. 面接日から逆算して準備する重要性

米国大使館の面接予約は日時が限られており、ピーク時は数週間~1ヶ月以上待つこともあります。無犯罪証明書や健康診断に時間がかかることを考慮し、余裕を持って逆算するスケジュール管理が求められます。

6. K3ビザ申請のFAQ

6.1. K3ビザとCR1ビザのどちらを選ぶべき?

・K3ビザ:移民ビザが発給される前に渡米を早めたい場合。

・CR1ビザ(移民ビザ):渡米と同時に永住権を得られるため、長期的に見れば手間が少ない。
申請中にCR1/IR1が先に承認されると、K3ビザは不要になるケースがあります。

6.2. 実際にI-130が承認される前でも渡米できる?

K3ビザ申請には**I-130の受領通知(NOA1)**が必要ですが、承認(NOA2)を待たずにI-129Fを提出するという流れが一般的です。ただし、審査状況によっては最終的にK3よりもCR1/IR1ビザが早く発給されることもあり、その場合K3ビザは利用しないまま終了となる可能性も。

6.3. 面接で英語が話せなくても大丈夫?

在日米国大使館の場合、日本語が通じる担当官が面接を行ってくれるケースが多いです。英語が苦手でも問題ありませんが、渡米後の生活を考えると、簡単な会話程度の英語力を身につけておくと安心でしょう。

6.4. 追加書類要求(RFE)が来たらどうする?

RFE(Request for Evidence)が発行された場合は、通知に書かれた指示に従い期限内に追加書類を提出します。書類不備が解消されれば審査が再開されますが、対応が遅れると却下に繋がるリスクが高いので注意しましょう。

7. まとめ|K3ビザに必要な書類をしっかり揃えてスピーディーに渡米を

K3ビザは、アメリカ市民との結婚後、「移民ビザを待つ時間を短縮し、先に渡米したい」というニーズをカバーするための非移民ビザです。以下のポイントを押さえ、書類準備に万全を期しておくことが大切です。

 

1.I-130提出後、I-129Fを用意

・K3ビザ申請にあたっては、I-130受領通知が必須。I-129Fでは、アメリカ市民の国籍証明や結婚証明書の英訳などをそろえる。

2. 在外米国大使館の面接準備

・DS-160フォームの入力・送信、パスポート、無犯罪証明書、健康診断結果など、漏れなく用意。

・場合によっては財政証明(I-134)が必要。

3. 翻訳・期限管理を徹底

・日本語書類は正確な英訳が求められる。

・面接日程から逆算して無犯罪証明書や健康診断を取得し、有効期限切れを避ける。

4. CR1/IR1との比較検討

・移民ビザ(CR1/IR1)が先に承認されればK3は不要になることも。

・自身の希望する渡米タイミングに合わせ、最適な方法を選ぶ。

 

不明点や不安がある場合は、アメリカの移民弁護士や、ビザ申請専門の行政書士に相談するのも一案です。手続きミスやスケジュール遅延を防ぐことで、スムーズな渡米を実現し、配偶者との新生活をできるだけ早く始められるでしょう。

8. 免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の法的アドバイスを行うものではありません。

移民法やビザ要件は予告なく変更される可能性があるため、最新の情報は必ず米国大使館・領事館やUSCIS(米国市民権移民局)の公式サイトでご確認ください。

 

また、ケースバイケースで必要書類が変わる場合もあるため、実際に申請を行う際には、専門家へ相談されることをおすすめします。

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