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在日中国人のイギリスビザの取得方法は?日本で申請できる?注意事項は?

外国人がイギリスに渡航するには、目的に応じたビザを取得しなければなりません。

ただし、ビザの取得が免除されている国籍もあるため、事前に確認が必要です。

 

イギリスのビザを取得したい在日中国人の方の中には、

 

「外国籍のイギリスビザの申請方法は?」

「日本で申請できる?」

「注意事項は?」

 

といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。

 

この記事では、在日中国人の方がイギリスのビザを取得する方法について詳しく解説します。さらに、代表的なビザの種類についても紹介します。

 

ぜひ、最後までお読みください。

在日中国人はイギリスのビザが取れる?

ここでは、日本国籍と中国国籍のビザの違いについて見ていきましょう。

日本国籍と中国国籍|イギリスビザ取得の違い

イギリスのビザは、国籍によって取得が免除される場合もあります。

 

日本国籍と中国国籍の場合は、以下のとおりです。

日本国籍であれば6カ月以内の観光目的の滞在にはビザが不要

日本国籍の方は、6カ月以内の観光目的の滞在の場合は、ビザが不要です。

 

ただし、留学や就労などを目的に6カ月以上の滞在を予定している場合は、ビザを取得しなければなりません。

中国国籍の場合は短期の観光目的でもビザが必要

中国国籍の方は、短期の観光目的でもビザが必要です。

 

観光目的の場合は、「Standard Visitor Visa(スタンダード・ビジター・ビザ)」と呼ばれる、観光ビザを取得しなければなりません。

 

留学や就労の場合でも、目的に応じて適切なビザを取得してください。

イギリスビザの申請手続きは基本的に日本国籍の人と同じ

中国国籍の方のビザは、基本的に日本国籍の方と同じ手続き方法で取得できます。

オンライン申請の予約と指紋登録などが必要

まず、UK Visa and Immigrationのサイト(こちら)で、ビザの申請を行います。

 

オンラインでの申請が済んだら、ビザ申請センターの予約を取りましょう。

予約日にビザ申請センターへ行き、パスポートの提出と生体認証の登録を行います。

 

審査で問題がなければ、パスポートが返却され、ビザ申請は完了です。

 

手続きの詳しい流れについては後述するので、ぜひ参考にしてください。

手続きは必要だが面接は不要

イギリスのビザを取得するには、オンラインでの申請とビザ申請センターでの認証登録が必要です。

 

アメリカのビザのように、大使館で英語による面接はありません。

英語力に不安のある方でも、安心して手続きを行えるでしょう。

 

ただし、UK Visa and Immigrationのサイト(こちら)は英語表記です。

オンライン申請をする際は、入力ミスなどに注意しましょう。

2025年からはETIAS(エティアス)の導入で制度が変わる可能性も

ETIAS(エティアス)とは、EU諸国に入国する際に必要となる事前渡航認証システムです。

 

アメリカのESTA(エスタ)やカナダのeTA(イータ)と同じように、ヨーロッパでもETIAS(エティアス)という制度名で2025年より導入が予定されています。

 

ETIAS(エティアス)の導入によって、ヨーロッパ諸国へ旅行する際、ビザの申請が不要になるメリットがあります。

 

ETIAS(エティアス)の詳細については後述するので、ぜひ参考にしてください。

主なイギリスのビザの種類

ここでは、イギリスのビザの種類について見ていきましょう。

基本の【短期滞在ビザ/Standard Visitor visa】

Standard Visitor Visaは、イギリスに短期滞在するために必要で、いわゆる観光ビザの1つです。

 

以下で詳しく見ていきましょう。

このビザでできること

Standard Visitor Visaでできることは、以下のとおりです。

  • 観光
  • 家族・知人の訪問
  • イギリスを経由してほかの国へ行く(トランジット)
  • 登録された慈善団体などで30日以内のボランティア活動
  • 出張などでミーティング・商談・面接などに参加
  • 学校の交換プログラムに参加
  • 30日以内のレクリエーション・コースなどを受講
  • 認定教育機関(語学クラスなど)での学習・実習に参加
  • 入試・試験の受験

条件

取得の条件は、以下のとおりです。

  • 渡航の予定が済んだら英国を離れる
  • 旅行中、申請者と申請者の扶養家族を養うだけの資金がある
  • 往復の旅費を支払える
  • 英国を頻繁または連続的に訪問して、長期間居住したり、英国を主な住居にしたりしない

注意事項

注意事項は、以下のとおりです。

  • 申請に時間がかかる</strong>

審査には、通常3週間ほどかかります。

書類の準備などの時間も考慮すると、それ以上にかかると考えておきましょう。

  • 在留期間の延長ができるケースが限られている

在留期間は、最大6カ月間です。

特別な理由(治療目的など)がない限り、延長はできません。

就労目的の場合のイギリスビザ

就労ビザは、イギリスで働くためのビザです。

以下で詳しく見ていきましょう。

大きく3種類に分けられる

イギリスの就労ビザは、大きく以下の3種類に分けられます。

  1. 長期就労ビザ / Long-term work visas(Tier2)
  2. 短期就労ビザ / Short-term work visas(Tier5)
  3. 投資家・起業家・人材ビザ

 

以下で詳しく解説します。

1.長期就労ビザ/Long-term work visas

長期就労ビザ / Long-term work visasは、就労ビザの中のTier2という区分に分類されます。就労を目的として、1年以上滞在する方が対象のビザです。

 

長期就労ビザ / Long-term work visasの種類には、主に以下のビザが含まれます。

  • Genaral work visa:一般的な就労ビザ
  • Intra-company Transfer visa:企業内転勤ビザ
  • Sportsperson visa:スポーツ選手ビザ
  • Minister of Religion visa:宗教・信仰関連ビザ
  • Health and Care visa:医療従事者ビザ

 

ビザの種類によって異なりますが、取得の条件は以下のとおりです。

  • 勤務する企業がビザスポンサーシップのライセンスを持っている
  • 英語圏の大学の学位、またはCEFR level B1の英語能力がある
  • 過去90日間連続で銀行口座に945£以上の資金がある

2.短期就労ビザ/Short-term work visas

短期就労ビザ / Short-term work visasは、就労ビザの中のTier5という区分に分類されます。

期間限定の短期での就労を目的として、最長1年間滞在する方が対象のビザです。

 

短期就労ビザ / Short-term work visasの種類には、主に以下のビザが含まれます。

  • Charity Worker visa:チャリティー活動(ボランティア活動)ビザ
  • Creative and Sporting visa:クリエイティブ・スポーツビザ
  • Seasonal Worker visa:季節労働者ビザ

 

ビザの種類によって異なりますが、取得の条件は以下のとおりです。

  • 参加する団体がビザスポンサーシップのライセンスを持っている
  • 過去90日間連続で銀行口座に945£以上の資金がある

3.投資家、起業家、人材ビザ

投資家・起業家・人材ビザは、就労ビザの中のTeir1という区分に分類されます。

特定の分野で活躍する人材が対象のビザです。

 

投資家・起業家・人材ビザの種類には、主に以下のビザが含まれます。

  • Innvator visa:イノベータービザ
  • Start-up visa:スタートアップビザ
  • Global talent visa:グローバルタレントビザ
  • Investor visa:投資家ビザ

 

ビザの種類によって異なりますが、取得の条件は以下のとおりです。

  • 18歳以上
  • 英語圏の大学の学位、またはCEFR level B1の英語能力がある
  • 過去90日間連続銀行口座に945£以上の資金がある

学生ビザ

学生ビザは、イギリスに留学するためのビザです。

 

以下で詳しく見ていきましょう。

概要

イギリスへ留学するには、入国前に適切な学生ビザを取得しなければなりません。

 

学生ビザは、留学の目的や期間によっていくつかの種類に分類されます。

 

学生ビザに関する移民法の制度は、変更される頻度も多いです。

申請の際は、最新の情報を基に行いましょう。

主なビザの種類

学生ビザの種類は、以下のとおりです。

  • Short-term study visa(up to 6 months):6カ月までの短期学生ビザ 
  • Short-term study visa(up to 11 months):11カ月までの短期学生ビザ
  • Tier 4 (General) Student visa:1年以上の学生ビザ(ジェネラル)
  • Tier 4 (Child) Student visa:4〜17歳が対象の児童学生ビザ(チャイルド)

 

ビザの種類によって異なりますが、取得の条件は以下のとおりです。

  • 入学許可証がある
  • 留学中の学費・滞在費を支払えるだけの資金がある
  • 一定の英語力がある(短期の場合は不要)
  • 保護者が渡航に同意している(チャイルドの場合)

就労とは別で「ワーキングホリデービザ」がある

イギリスには、就労ビザとは別で「ワーキングホリデービザ」があります。

正式名称は、Youth Mobility Scheme(YMS):ユース・モビリティ・スキームビザ です。

 

以下で詳しく見ていきましょう。

最長2年間のビザ

Youth Mobility Scheme(YMS)は、いわゆるワーキングホリデービザです。

 

最長2年間の滞在期間が与えられ、就労も認められています。

取得条件

取得の条件は、以下のとおりです。

  • 18〜30歳である(オーストラリア・カナダ・韓国籍の方は18〜35歳)
  • 資格要件に記載されている特定の国または地域の出身である
  • 最長2年間滞在し、就労する意思がある
  • 2,530£以上の資金がある

ビザの取得方法

ここでは、ビザの取得方法について見ていきましょう。

申請の流れ

申請の流れは、以下のとおりです。

  1. どの種類のビザが必要か調べる
  2. ビザのオンライン申請こちら
  3. ビザ申請料を支払う
  4. ビザ申請センターの予約
  5. 書類をアップロード
  6. ビザ申請センターへ来館(東京・大阪)
  7. 審査
  8. パスポートを受け取る

必要書類

取得するビザの種類によって、必要書類は異なります。

以下は、申請に必要な代表的な書類です。

  • パスポート
  • 在留カード
  • 身分証明書(在職証明書・在学証明書など)
  • 財政能力証明書(銀行残高証明書・通帳のコピーなど)
  • 戸籍謄本(日本国籍者の配偶者の場合)
  • 住民票
  • 往復航空券
  • 滞在先証明書
  • 就労許可書(就労ビザの場合)

 

学生ビザの場合は、以下の書類も必要です。

  • 入学許可書
  • 留学計画書
  • 保護者の渡航同意書・受け入れ先の情報(18歳未満の方)
  • 結核検査の結果

ビザの申請先

現在、日本の英国ビザ申請センターは、東京と大阪の2カ所にしかありません。

日本で申請を行う場合は、東京もしくは大阪のどちらかで手続きをしてください。

東京申請センター

東京のビザ申請センターの概要は、以下のとおりです。

施設名称

合同会社VFSサービシズ・ジャパン 英国ビザ申請センター

住所

〒105-0021

東京都港区東新橋2-3-14 エディフィチオトーコー4階

最寄り駅

JR「新橋駅」烏森口より徒歩10〜15分

営業時間

月〜金:午前8時〜午後2時

パスポートの受け取り

月〜金:午前8時〜10時

休館日

土・日・祝日

大阪申請センター

大阪のビザ申請センターの概要は、以下のとおりです。

施設名称

合同会社VFSサービシズ・ジャパン 英国ビザ申請センター

住所

〒542-0081

大阪府大阪市中央区南船場1-3-5 リプロ南船場ビル10階

最寄り駅

長堀鶴見緑地線「松屋町駅」1番出口より徒歩3分

営業時間

月〜金:午前8時〜午後2時

パスポートの受け取り

月〜金:午前8時〜10時

休館日

土・日・祝日

大阪のビザ申請センターを利用する場合、施設利用料として別途76.5£を支払う必要があるため、注意しましょう。

訪問のタイミング

ビザ申請センターへ行くタイミングは、オンラインでの申請が完了したあとです。

 

訪問するには予約が必要なため、注意しましょう。

予約は、こちらからできます。

申請にかかる費用

申請料は、取得するビザの種類によって異なります。

 

各ビザの申請料は、以下のとおりです。

ビザの種類

申請料(£:ポンド)

IHS保険料(£:ポンド)

観光ビザ(Standard Visitor Visa)

115£

なし

学生ビザ(Student Visas)

200£〜490£

470£ / 年

就労ビザ

719£〜1,420£

624£ / 年

ワーキングホリデービザ(YMS)

298£

470£ / 年

優先サービス利用

500£

なし

 

IHS保険料とは、イギリスの国営保険サービスの料金です。

 

申請者は、申請時に渡英期間の全額をカバーできる保険料の支払いが義務付けられています。国内の民間海外保険に加入している場合でも、IHS保険料は支払わなければなりません。

申請にかかる期間

申請にかかる期間は、取得するビザの種類によって異なります。

 

各ビザの目安の処理期間は、以下のとおりです。

ビザの種類

標準処理期間

観光ビザ(Standard Visitor Visa)

3週間

学生ビザ(Student Visas)

3週間

就労ビザ

3週間

ワーキングホリデービザ(YMS)

3週間

家族ビザ(Family Visas)

24週間

イギリスの就労ビザの気になることQ&A

ここでは、イギリスの就労ビザの気になる点について見ていきましょう。

イギリスビザの取得にはスポンサーが必要?

イギリスの就労ビザを取得するには、スポンサーが必要です。

 

スポンサーとは、外国人労働者の雇用権利を有するイギリス国内の企業を指します。

企業が外国人の雇用を希望する場合、イギリスの移民局に登録をして、「スポンサーライセンス」を取得しなければなりません。

 

就労ビザは、所属する企業や団体がスポンサーでないと申請できないため、注意しましょう。

就労ビザの難易度はどの程度?

就労ビザの難易度について、気になる方も多いでしょう。

 

以下で見ていきましょう。

難易度は取得するビザによって異なる

難易度は、取得するビザの種類によって異なります。

 

イギリスのビザには、「Tier」と呼ばれる以下の階層があります。

Tier

概要

難易度

Tier1

投資家や起業家など特別なスキルがある方向け

難しい

Tier2

一般企業・宗教・スポーツ関係者向け

普通

Tier3

国内の労働力不足を補うための低スキル労働者向け

廃止

Tier4

アルバイトが許可された学生ビザ保有者向け

簡単

Tier5

短期就労者向け

普通

 

現在は、上記のような階層での分類は廃止されているため、注意しましょう。

英語力は必要?

ビザの申請において、英語力はそこまで必要はありません。

 

ただし、就労ビザの取得条件の中には、英語力の証明が含まれています。

基準は、CEFR level B1以上です。IELTSだと、全項目で4.0以上です。

どんなときに審査に落とされる?

審査で却下されるケースとして、以下の事例が挙げられます。

  • 書類の不足
  • 書類の記入漏れ・間違い
  • 取得条件を満たせていない

審査に落ちた後でも再取得は可能?

審査で落ちた場合でも、再申請が可能です。

ただし、却下された記録が残るので、再申請の際は、より厳しく審査されます。

 

そのため、できるだけ一度目の申請審査で落とされないように、入念な準備をしてから申請に進みましょう。

ETIAS(エティアス)の導入でビザ取得はどのように変わる?

ETIAS(エティアス)は、2025年より導入が予定されている事前渡航認証システムです。

 

EU諸国への入国を希望する国外の申請者を対象に事前審査を行い、「申請者が入国にふさわしい人物か」を判断します。

 

制度が導入される2025年より、EU諸国27カ国(こちら)へ渡航する際は、ETIAS(エティアス)の申請が必要です。

 

ただし、イギリスはシェンゲン協定における「国境検査撤廃制度」の対象外の国のため、ETIAS(エティアス)の申請は不要です。

 

日本人のようにビザが免除されている国籍の方は、6カ月以内の観光目的などであれば、ビザやETIASの申請は不要です。

一方、中国籍の方は今まで通りビザの申請が必要なため、注意しましょう。

イギリスビザの取得は行政書士に相談・依頼しよう!

イギリスのビザは、自力でも申請は可能です。しかし、個人で準備をすると、書類の不備などにより不許可となるケースもあります。

 

より確実に取得したい方は、行政書士などの専門家に相談・依頼するのがおすすめです。

イギリスビザは種類が多く複雑

イギリスのビザは、目的に応じてさまざまな種類があります。

 

同じ種類のビザでも、目的別に細分化されており複雑です。

例えば、同じ就労ビザでも、期間や職種などでさらに細かく分類がされています。

 

さらに、ビザの制度は変更となるケースも多く、常に最新の情報を入手するのは困難です。

 

行政書士に依頼をすれば、最新の情報を基に、適切なビザの申請が進められます。

手続きの代行依頼でビザ取得の失敗を防げる

ビザの種類によって、要件や必要書類は異なります。

 

不許可となるケースで多いのは、書類の不足や記入ミスなどによるものです。

 

行政書士に依頼をすれば、書類などのミスを防げるため、取得率が上がります。

渡英後や帰国後にもあらゆる相談ができる

渡英後や帰国後に、再度ビザの相談をしたい方も多いでしょう。

例えば、ビザの更新や変更をするなどが考えられます。

 

行政書士に依頼をすれば、渡英後や帰国後もビザについての相談もできて安心です。

まとめ

この記事では、在日中国人の方がイギリスのビザを取得する方法について解説しました。

 

中国籍の方がイギリスに渡航するには、目的に応じて適切なビザを取得しなければなりません。

イギリスのビザは種類が多く、制度も複雑です。個人でも申請は可能ですが、書類のミスなどで審査が通らないケースもあります。

 

確実に取得したい方は、行政書士などの専門家に依頼するのがおすすめです。

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