日本人側が専業主婦なのですが、配偶者ビザ申請はリスクがありますか？

配偶者ビザ申請において日本人側が専業主婦で無収入の場合、ビザの取得は難しくなります。なぜかというと、不安定な収入は婚姻関係を破たんさせる恐れがあるため、入国管理局側も収入面はかなり厳しく審査しています。

このように、日本人配偶者側が専業主婦で無収入の場合はビザ取得のハードルが確かに上がります。

ただし、外国人配偶者側に日本で生活していく資金力や定職があれば許可が下りることもあるため、専業主婦だからと言って諦める必要はありません。

外国人配偶者に十分な資産と安定した収入がある場合は別ですが、そうでない場合は配偶者ビザの申請許可が下りる確率はやはり低いと言えるでしょう。

配偶者ビザの主な審査ポイントは「きちんとした婚姻関係があるか」ということ。また、「日本で生活していく資金力があるか」という点も審査されます。安定した収入は良好な婚姻関係を築く大きな要因となるからです。

少しでも不安がある方は、行政書士などの専門家に相談してみましょう。

 この記事の監修者

さむらい行政書士法人
公式サイト　https://samurai-law.com

代表行政書士

小島　健太郎(こじま けんたろう)

 

プロフィール

2009年4月　行政書士個人事務所を開業
2012年8月　個人事務所を行政書士法人化し「さむらい行政書士法人」を設立

専門分野

外国人VISA・在留資格、外国人雇用・経営管理、永住・帰化申請
入管業務を専門とし、年間1000件以上の相談に対応