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妊娠中なら配偶者ビザの審査は有利になるの?

妊娠中で配偶者ビザの申請を行う際、審査は有利になるのでしょうか?

→ 状況にもよりますが、「妊娠」という事実はプラスに働きます。

 

配偶者ビザの審査には、大きく分けて2つのポイントがあります。

1つ目が、「夫婦間にきちんとした婚姻関係があるか(つまり偽装結婚ではないか)」ということ。そして2つ目が、「日本で生活していく資金力があるか」ということです。

 

そして「妊娠をしている」という事実は、前者の「夫婦間にきちんとした婚姻関係があるか」という審査ポイントにプラスに働きます。

 

ただし、ここで油断してはいけません。

「安定した収入や資産がない」場合や「夫婦が別居中」の場合など、「妊娠」以外の要素でマイナスの項目がある場合、不許可になるリスクも高まるのです。せっかく「妊娠」という配偶者ビザにはプラスの要素があるのに、マイナス点の方が大きくなってしまっては意味がありませんよね。

 

このように、「妊娠中」という事実は審査にいい影響を与えますが、あくまで他の要件を満たしていることが大前提です。「妊娠中」というだけで配偶者ビザが許可になることはないということを念頭に置いておいてください。

 この記事の監修者

さむらい行政書士法人 代表 / 小島 健太郎

さむらい行政書士法人
公式サイト https://samurai-law.com

代表行政書士

小島 健太郎(こじま けんたろう)

 

プロフィール

2009年4月 行政書士個人事務所を開業
2012年8月 個人事務所を行政書士法人化し「さむらい行政書士法人」を設立

専門分野

外国人VISA・在留資格、外国人雇用・経営管理、永住・帰化申請
入管業務を専門とし、年間1000件以上の相談に対応

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