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ノルウェー人との国際結婚手続きの方法

ノルウェー人との国際結婚手続きの方法

1.日本で婚姻手続をする場合

■手続き方法

(1)日本側

日本の役所に下記の書類を提出

【日本人が用意するもの】

・婚姻届
・本人確認書類(運転免許証やパスポートなど写真付きのもの)
・戸籍謄本
・証人2人からの署名

※離婚歴がある場合は離婚証明書

【ノルウェー人が用意するもの】

・婚姻要件具備証明書(アポスティーユ、訳文付き)
・出生証明書(アポスティーユ、訳文付き)
・パスポート
・(あれば在留カード)

※離婚歴がある場合は離婚証明書(アポスティーユ、訳文付き)
※婚姻要件具備証明書は、ノルウェーの住所地の税務署で入手します(郵送申請可。処理期間:2~3週間)。申請書等は、税務署のHPからダウンロードすることができます。

●税務署のHPはこちら:https://www.skatteetaten.no/person/folkeregister/ekteskap/ekteskap/i-utlandet/

(必要書類)

・申請書(大使館備え付け)
・二人のパスポート(原本提示)
・Egenerklæring
・ノルウェー人の出生証明書(原本提示)
・日本人の戸籍謄本(アポスティーユ、ドイツ語翻訳付き)

※事前の婚姻許可です。

・Forlovererklæring

※証人の陳述書です。

 

(2)ノルウェー側

以下の書類をノルウェー国内の税務署に提出します

(必要書類)

・婚姻が記載された戸籍謄本(アポスティーユ、英語又はノルウェー語の翻訳文付き)
・戸籍謄本(アポスティーユ、ドイツ語訳文付き)

※翻訳文には、在日ノルウェー大使館の翻訳証明を付ける必要があります。

同大使館に、申請書、戸籍謄本及び翻訳文、婚姻当事者のパスポートを提出して翻訳証明を作成してもらいます。

ノルウェーには待婚期間はありません。

2.ノルウェーで婚姻手続をする場合

■手続き方法

(1)ノルウェー側

①手続きの流れ

 a)日本の本籍地役場で戸籍謄本入手
※英語の翻訳文を作成します。

  ↓

 b)日本外務省でアポスティーユ認証付与

  ↓

 c) 在ノルウェー日本大使館で、戸籍謄本を基に英文の出生証明書と婚姻要件具備証明書を作成してもらいます。
(必要書類)
  ・申請書(大使館ホームページからダウンロード又は大使館備え付け)
  ・戸籍謄本(3か月以内、アポスティーユ付き)
  ・お二人の旅券

※戸籍謄本の英訳文について、同大使館で翻訳証明をしてもらいます。

  ↓

 d)ノルウェーの登録事務所(Standesamt)に対して婚姻許可を申請し、許可が下りるのを待ちます(所要2~3週間)。

  ↓

 e)裁判所又は教会等で婚姻を宣誓することで婚姻が成立します。

  ↓

 f)登録事務所又はオンラインでMarriage Certificateを申請し、交付を受けます。

 

②税務署の必要書類

・Egenerklæring(税務署に備え付け)

※事前の婚姻許可です。税務署のHPから入力できます。

・Forlovererklæring(税務署のHPからダウンロード又は備え付け)

※証人の陳述書です。税務署のHPから入力できます。

・両人のパスポート
・日本人の婚姻要件具備証明書(アポスティーユ、訳文付き)
・ノルウェー人の出生証明書
・日本人の出生証明書(アポスティーユ、訳文付き)
・結婚の証人2人の氏名と生年月日

※離婚歴(死別歴)がある場合には、ドイツ語の前婚の結婚証明書と離婚証明書(死亡証明書)が必要です。

 

(2)日本側

ノルウェーの日本大使館または日本の市町村窓口に下記書類を提出(婚姻成立日より3か月以内)、同大使館へは郵送提出も可

・婚姻届書(大使館備え付け、A3サイズ)

➡日本人の本籍と婚姻後の本籍が同じ場合は2通、異なる場合は3通

・戸籍謄本(日本人につき)

➡ 日本人の本籍と婚姻後の本籍が同じ場合は1通、異なる場合は2通

・婚姻証明書のコピー及び同和訳文(婚姻証明書の原本を提示)

➡日本人の本籍と婚姻後の本籍が同じ場合は2通、異なる場合は3通

・双方のパスポート

➡日本人の本籍と婚姻後の本籍が同じ場合は2通、異なる場合は3通

・ノルウェー人のパスポートの和訳文

➡日本人の本籍と婚姻後の本籍が同じ場合は2通、異なる場合は3通

※郵送提出する際、婚姻証明書、パスポートについて、原本を送付していただけない場合は、ノルウェー当局による「真正な写し(Rett Kopi)」である旨の証明を受けた写しを送付してください。

 この記事の監修者

さむらい行政書士法人 代表 / 小島 健太郎

さむらい行政書士法人
公式サイト https://samurai-law.com

代表行政書士

小島 健太郎(こじま けんたろう)

 

プロフィール

2009年4月 行政書士個人事務所を開業
2012年8月 個人事務所を行政書士法人化し「さむらい行政書士法人」を設立

専門分野

外国人VISA・在留資格、外国人雇用・経営管理、永住・帰化申請
入管業務を専門とし、年間1000件以上の相談に対応

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