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社員の就労ビザ・会社設立

社員の就労ビザ・会社設立

 

【 さむらい行政書士法人 お客様導入事例  - 株式会社 K-工房 様 】

東京都品川区で「株式会社 K-工房」 を経営しているパク ドンソク様は韓国のご出身。2004年にワーキングホリデービザではじめて来日。日本語学校を卒業後、日本で就職し、2012年に独立起業。「株式会社の設立」と「社員の就労ビザ」をご依頼いただきました。日本人の奥様と、長女(6歳)と長男(1歳)の4人家族でもいらっしゃる代表のパクさんと、社員のキムさんにお話を伺いました。

■日本で会社設立し、ビジネスを拡大させるには、友人のチカラが必要でした

― 最初に、株式会社を設立した時期と業務内容を教えてください

設立は、2012年9月12日です。株式会社 K-工房 は、まだ1年ちょっとの会社です。

業務内容は、ホームページ制作を中心として、デザイン全般を支援しています。
主に私がデザイナーで、社員のキムさんがプログラマーとして業務を分担しています。

― パクさんについて伺います。初来日はいつ?どんなビザでしたか?

2004年にワーキングホリデービザで日本に来ました。

日本の文化に興味がありましたし、日本という国が好きでした。それまでは韓国の大学で人工衛星について学んでいましたが、在学中に30ヶ月の徴兵制に行きました。そのときに、将来のことをいろいろと考えた末、日本に行くことを決心しました。

 

日本での生活は見るものすべてが新鮮で、楽しかったです。それでも、ワーキングホリデービザで滞在できるのは1年間。ビザが終わりかけたときに、振り返ってみると残ったものがあまりないことに気づきました。そのとき、「もう少し日本にいたい!」と強く感じたのです。

― ワーキングホリデービザが切れたあと、どうしたのですか?

日本語学校に通い、留学ビザを取得しました。そこで日本語を深く身につけることができ、より日本を知ることができるようになりました。

 

その後、縁あって日本人女性と結婚し、日本人の配偶者ビザを得ることができましたので、日本での就職もできるようになりました。

 

日本で「サラリーマン」として、いくつかの仕事を経験し、独立を考えはじめたのです。

― なぜ、安定したサラリーマンを辞めてまで、独立しようと思ったのですか?

デザインが私の専門ですが、会社から指示される仕事は業務の幅が限られています。会社の枠にとらわれないほうが、より幅の広い業務に携われる。独立して、「もっと、いろんな仕事をしたい!」と思いはじめまたのです。

 

しかし、いざ独立すると、これまで手がけてきたデザインだけでなく、いろいろなWebデザインの仕事もいただきます。自分だけではできない業務があると、外注します。その都度外注するよりも、パートナーが欲しいと思い始めました。

 

ならば、知人で優秀なプログラマーを韓国から呼べばいい。そう思ったのです。

― そこでキムさんを、韓国から日本に呼んだのですね

そうです。キムさんが手伝ってくれれば、業務が円滑に進むとわかっていました。彼は優秀なプログラマーですから。

 

しかし、呼び寄せるには、就労ビザが必要です。個人事業では就労ビザは申請が難しい。そこで、法人設立を考えはじめました。

 

もちろん、個人事業よりも、圧倒的に法人のほうが、社会的な信用を得られます。法人化することにより、ビジネスを成功に導ける、そう感じたのです。

■外国人による1円企業では、社員の就労ビザ取得が困難と知らされ…

― 当初はご自身で、会社設立を考えていたそうですね

はい。私自身の配偶者ビザの手続きは自分でしましたから、自分でも会社設立手続きができると思っていました。しかし、自分のビザの手続きと株式会社の設立手続きは、まったく違っていました。

 

そんなとき、インターネット検索で外国人の会社設立を支援している行政書士を見つけました。よくできたホームページで情報も多い。ここなら信頼できそうだと思い、1円起業について、問い合せました。それが、さむらい行政書士法人の小島さんだったのです。

― 当初は、資本金1円で株式会社を設立するお考えだったのですか?

はい。資本金が少ないほうが手軽ではないか、と考えたからです。

 

しかし、外国人の会社設立の専門家である小島さんの意見は違いました。社員の就労ビザをとるには、ある程度の資本金が必要だというのです。資本金と就労ビザの関係まで来ると、私の知識や、インターネットで調べた知識は、ほとんど役に立たないことがハッキリしました。

 

これでは、自分の手に負えない。このまま小島さんにお任せようと決めました。

■自分でチャレンジしてみた社員の就労ビザ申請。しかし会社の業務に専念するために代行を依頼

― 会社設立も無事に済み、いよいよ就労ビザを取得したのですか?

会社設立のときとは違い、自分自身の配偶者ビザ更新の経験もありましたので、社員の就労ビザは自分で取得しようと思っていました。

手当たり次第、いろいろな情報を集めました。入国管理局のホームページも見ましたが、解説は日本語ばかりで、表現も難しい。そこで、インターネットで検索しました。韓国語で書かれたサイトを探していましたが、それが大変だったのです。

― 大変だったというのは、どういう理由からですか?

書いてある情報が、バラバラなのです。

あるブログでは、「●●書類はゼッタイに必要」とあるのに、別のサイトでは「●●書類は不要」とあります。人によって必要書類が違うことはわかっていましたが、それでも情報が違いすぎる。これでは、せっかく書類を集めても入国管理局での審査を通らないのではないか?と、だんだん不安になってきました。何度も入国管理局に行くのは、時間的にも作業的にも負担が大きいですから。

 

幸い、当時はたくさん仕事をいただいていたので、就労ビザについて調べる時間も取れなくなっていました。仕事の時間を削って、ビザ申請のために時間をかけるのはおかしいと思い、会社設立でお世話になった小島さんに相談したのです。

― そのとき小島さんは、なんと返事をしましたか?

だいじょうぶですよ。任せてください。」と。心強かったですね。会社設立のときにお世話になっていて仕事ぶりはわかっていたので、安心してお願いできました。

― 専門家に依頼すれば、コストがかかります。迷わなかったのですか?

確かにコストはかかりますが、迷わなかったです。いろいろと調べたり、書類作成する時間を、自分の業務に集中したほうが効率がよいですし、専門家に任せたほうが、結果的に早いですからね。

 

たとえば、「採用理由書」というのがあります。それを外国人で素人の私が書くよりも、入管法の専門家であるの小島さんが書いたほうが、説得力ある文章が書けますし、おそらく、手続きも早く済むはずです。

 

コストをかけても専門家に依頼するほうが、トータル的に安く済むと私は思っています。それに、その代行のコストは、経費計上だってできるのですから。

解説: 就労ビザを取得する上で「採用理由書」が、とても大切な理由

外国人を雇用するには、それ相応の採用理由を説明しなければなりません。その書類を「採用理由書」といいます。採用理由書は、採用する人材に合わせて書き記すものですから、フォーマットや定型文は存在しません。必要に応じて、適宜、内容を書き換え、本人の適正がいかに自社にとって必要、かつ重要かということを端的に書き記さなければならないものです。
その点、外国人の就労ビザに精通している行政書士であれば、実績やノウハウを駆使して、ビザ取得できる文章を書くことができます。

■明確な手順や行動プランを示してくれたので、安心できました。

― 日本にいる外国人の方で、会社設立や社員の就労ビザの申請で、困っている人にアドバイスをください

私自身、会社設立も就労ビザも自分で手続きするつもりが、途中であきらめてから思ったのは、もっと自分の時間を有効に使うべきだということです。

自分にしかできないことは、自分でするべきです。しかし、経営者であればわかると思いますが、人に任せたほうが上手で早いなら、お願いしたほうがいい。「人を頼る」「人を使いこなす」のも、経営者の仕事なのですから

小島さんは、次なにをすべきか?どうするべきか?という手順や行動プランを明確に指示してくれました。こちらとしては、どうなるかわからないというモヤモヤ感があったのが、そんな不安を感じさせない的確で明確な指示をしてくれたおかげで不安はありませんでした。

― 小島さんにお願いしてよかったことは、どんなこと?

会社設立やビザ取得だけでなく、それらに付随したサポートまで相談に乗ってくれたのが、安心できました。また、私自身、日本語ができるので問題ありませんでしたが、難しい法律的な用語などの場合は少し困ったこともありました。

幸い、さむらい行政書士法人には韓国人スタッフがいましたので、難しい用語も確認できましたので、安心でした。

それに、小島さんと私は年齢も近いです。それは助かります。なぜなら、私たちはIT企業ですから、用語も含め、ビジネスの動きが早い。小島さんは若いですし、IT業界のこともわかっているので、そういった面での不安はありませんでした。

― 今後の目標や夢をお聞かせください

現在はホームページ制作がベースですが、それだけに留まらず、今後は当社の強みを活かして、収益を発生させるビジネスを構築したいと思っています。また、NPO法人の運営に困っている方向けのポータルサイトを運営する予定です。

私のふたりの子どもがまだ日韓双方の国籍を有していることもあり、両国の関係が以前のように戻ることを期待しています。そんな手助けができるのであれば、ぜひ携わりたいと思っています。

会社設立も社員の就労ビザ取得もお世話になりました。これから、社員が増えた際には助けてください。よろしくお願いします。

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