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名古屋オフィス支店長|9年目山本 剛士

経済大国の復活!

INTRODUCTION

労働人口の減少が著しい日本。沈みゆく経済大国の復活のカギは外国人にあると考えます。
日本で定住し、日本の経済界で活躍する外国人を応援致します。

このような内容に迫っていきますので、ぜひご覧くださいませ!

SECTION.

営業畑から行政書士へ、そのワケとは?

行政書士資格取得のきっかけ

ー山本さん、本日はよろしくお願いします!では、まずは自己紹介からお願いします!

よろしくお願いします。さむらい行政書士法人の最年長、山本です。

大学卒業後、新卒で商社に入社をしまして、そこで法人営業を担当していました。日本で10年仕事した後、海外赴任で中国でも5年程勤めていました。

その後、一度別の行政書士法人を経て、2017年にさむらい行政書士法人に入社しました。

ー計15年間ほど営業をされていたんですね!そこからなぜ行政書士になろうと思ったんですか?

海外赴任の中国から日本に戻ってきた際に、求められるマネジメントスタイルのギャップに違和感を感じたのがキッカケでした。

僕はもともと、自分が陣頭に立って、後ろについて来させるスタイルで数字を上げていて、中国にいたときもそのスタイルで約35人の従業員を管理していました。ところが日本に戻ると、もっと後ろから支援する形でのマネジメントを求められ、活力が見出せなくなってしまったんですね。

そこで、もっと自分のスタイルで自由に出来る面白い仕事がないかと探し始めたのですが、当時30代後半の僕には妻も子供もいたので、安定性もある仕事を選ばなきゃなとも考えていたところ、商社の頃に独学で取得していた行政書士の資格を思い出したんです。

ーすでに取得されていたんですね!なぜ取ろうと思われたのですか?

馬鹿みたいな理由でお話するのも恥ずかしいですが…(笑)

僕の名前が”剛士”と書くのですが、その由来を親にきいたところ、もともと””剛”にしようと思っていたが生まれた顔を見たとき、頭が良くなさそうな顔をしていた為、少しでも良くなるようにと士業の”士”を付け加えたと言われたんですね。

それを聞いたとき少しムカついてしまって。(笑)見返すために、本当に士業の資格をとってやろうと思いました。そこで、働きながらも自分に取れそうな資格は行政書士だと考え、資格取得することを決めたんです。

そんなよく分からない理由でスタートした資格取得でしたが、それでも一生懸命に勉強をしていました。受かったら行政書士の仕事をしようと考えてすらいなかったのですが、ただ合格したいという思いだけで、遅くまで仕事をした日も欠かさず、毎日最低2時間は勉強するような日々を送りました。

ー行政書士の仕事がしたかったのでは無く、見返したい一心で本当に取得されるなんてすごいですね…!

今考えると可笑しいなと思います(笑)実際に取得した後は、すぐ海外赴任することになったので持っていることも数年忘れていました。

海外赴任中に父が他界してしまい、帰任して約1年ほど経ったタイミングで遺品整理をしていたのですが、その中に行政書士の問題集を見つけたんです。

転職を考え始めていた私はその瞬間、数年前に行政書士の資格を取ったことを思い出し、これも何かの縁かなと思い、行政書士の道を歩むことを決意しました。

SECTION.

成果を出す為に意識していること

1人だけど、独りじゃない。名古屋支店の5年間

ーさむらい行政書士法人には、なぜ入社を決めたのですか?

前職の行政書士法人で働いているときから、海外に関わる仕事がしたいとは思っていて、たまたまその中で代表の小島と出会ったのがキッカケでした。

小島から、「名古屋で拠点を作ろうと思ってるから、一緒にやらないか?」と誘いを受けたんです。

外国関連の業務は経験が無かったですし、一人で名古屋拠点を担当するには力不足なのではと感じていた部分も正直あったのですが、1から勉強して食らいついていこうと思い、誘いを受けることにしました。

さむらい行政書士法人は、その年に僕が入社したことで名古屋事務所を設立し、東京以外の初めての支店として、僕が担当することになりました。そこから5年間、一人で続けてきました。

ー名古屋支店をお一人でやりくりするのは大変じゃないですか?

そうですね、もちろん大変さはあります。入ってきた仕事は基本自分以外に担当できる人はいないので、管理を怠るとすぐにパンクしてしまうリスクもありますし。

ただ、ここは他の拠点にも助けて頂いている部分が結構ありまして、韓国語翻訳が必要になったときには、上野拠点にいる韓国語の話せるスタッフにお願いさせて頂いていたり、自分の経験だけでは判断のできない案件があった際には、他の拠点の行政書士に相談をして進めたりしています。

僕以外の人達の力もあり、5年間、名古屋拠点をやりくりさせていただけているなと非常に感謝しています。

SECTION.

実現させたい未来

プロとして、二人三脚は許されない。

ー成果を出す上で、意識されていることはありますか?

二人三脚ではなく、自分が1歩前に出て歩く。ということを意識しています。

どういうことかというと、「お客様との二人三脚で…」ってよく聞く言葉じゃないですか、この言葉を否定したいわけではないのですが、自分には合わないなと感じています。

私たちの仕事って、別に本人に知識と時間があるのであれば、依頼せずともご自身で対応できるものなんですよ。それでも、私たちに決して安くはないお金を払ってご依頼いただいている。

なぜなら、私たちがプロだからです。

そのプロがお客様と一緒に二人三脚をして、自分が転んだらお客様も転ぶなんて、僕の感覚とは違うなと思います。

プロとしてお客様の1歩前を歩き、落とし穴があれば自分が先に落ちる。転ぶ時は自分一人で。そういう心づもりで、仕事に向き合うようにしています。

そういう意識があれば、事前準備やお客様への向き合い方が変わると思います。専門家である以上の義務だと思うので、今後も大事にしたいですね。

SECTION.

今後のビジョン

持続可能な社会の為に、行政書士の自分にできること。

ー今後やっていきたいことはありますか?

今は個人のお客様のビザ業務を中心に行っているのですが、今後は企業に向けてのビザ業務にチャレンジしていきたいと思っています。

なぜかというと、やはり日本の労働人口ってどんどん減っているんですね。そして総人口も減っているし、高齢化も進んでいる。

そんな中で「僕の娘が社会に出る頃には、日本はどうなっているんだろう?」と考えることがあるのですが、このままだとさらに経済状況は悪化していると思うんですよ。

だから、総人口を増やさなきゃいけないし、労働人口を増やさなきゃいけない。

そうなってきたときに、やっぱり一つのキーワードとして”外国人”って絶対出てくるキーワードだと思うんです。外国人をうまく活用して日本で働いてもらうためには、ビザが必要ですから。

持続可能な社会を作るために、少しでも貢献出来ればと思っています。