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ニュージーランドビザのオンラインビザ申請(アプリ)の手順を解説
ニュージーランドのビザを取得したい方の中には、
「申請の手順は?」
「オンライン申請ができる?」
「注意点は?」
といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。
この記事では、ニュージーランドのビザのオンライン申請について詳しく解説します。
ぜひ、最後までお読みください。
ニュージーランドへ渡航する方法
ここでは、ニュージーランドへ渡航する方法について見ていきましょう。
ニュージーランドに渡航する方法は2つ
ニュージーランドを訪れる方法には、大きく分けて以下の2つのパターンがあります。
1.電子渡航認証(NZeTA)で「ビザ免除訪問者」となる
1つ目の方法は、NZeTAでビザ免除訪問者になるパターンです。
日本国籍の方は、査証免除国の対象なので、NZeTAを取得できます。
NZeTAの詳細については後述するので、合わせて参考にしてください。
2.渡航に必要なビザを入手する
2つ目の方法は、適切なビザを入手するパターンです。
例えば、観光ビザ・学生ビザ・就労ビザなどが挙げられます。
各ビザの種類については後述するので、合わせて参考にしてください。
1.電子渡航認証(NZeTA)
以下で、NZeTAについて解説します。
NZeTAの概要
NZeTAとは、査証免除の対象国・地域の方が取得できる電子渡航認証です。
概要は、以下の表のとおりです。
|
滞在期間 |
最長90日(複数回入国する場合は12カ月間のうち最大6カ月) |
|---|---|
|
有効期限 |
2年間(期限内であれば何度でも利用が可能) |
|
渡航目的 |
・観光 ・短期商用 ・就学 ・トランジット |
|
要件 |
・査証免除の国籍者である(日本国籍を含む) ・滞在期間+3カ月以上の有効期限がある有効なパスポートの所有者 |
NZeTAで入国できない例
以下の渡航目的によっては、入国できないケースがあるため、注意しましょう。
- 就労目的
- 医療相談や治療目的
- 3カ月以上滞在する予定
上記に当てはまる方は、渡航目的に応じた適切なビザを取得してください。
NZeTAの申請について
NZeTAの申請は、以下のいずれかの方法で行います。
1. 移民局のオンラインサイト
2. スマートフォンの専用アプリ
アプリによる申請の手順は、以下のとおりです。
- 専用のアプリをダウンロードする
- スマートフォンのカメラでパスポートをスキャンする
- スマートフォンのカメラで顔写真を撮る
- 質問項目に記入する
- 申請料の支払い
- 完了通知(メール)
2.渡航に必要なビザの種類
以下で、各ビザの特徴について解説します。
短期訪問者
短期訪問者向けの査証の特徴は、以下の表のとおりです
|
種類 |
Visitor Visa(ビジタービザ) |
|---|---|
|
概要 |
いわゆる観光ビザで、休暇を過ごしたり、家族や知人を訪問したりなどができます。 |
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滞在期間 |
・マルチプルエントリー:6カ月 ・シングルエントリー:9カ月 |
|
要件 |
・健康である ・素行が善良である ・ニュージーランドに来る正当な理由がある ・十分な資金がある ・滞在終了時に出国することが証明できる |
学生ビザ
学生ビザの特徴は、以下の表のとおりです。
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種類 |
Fee Paying Student Visa(学生ビザ) |
|---|---|
|
概要 |
認定教育機関に入学して、フルタイムで就学できます。 |
|
滞在期間 |
最長4年 |
|
要件 |
・認定教育機関に入学する ・授業料や生活費のための十分な資金がある、または奨学金を受けている ・教育機関が認めた保険に加入する |
ワーキングホリデービザ
ワーキングホリデービザの特徴は、以下の表のとおりです。
|
種類 |
Japan Working Holiday Visa(ワーキングホリデービザ) |
|---|---|
|
概要 |
休暇を過ごしながら就労できます。 国籍ごとに種類が異なるので、注意してください。 |
|
滞在期間 |
最長12カ月 |
|
要件 |
・日本国籍である ・18歳〜30歳である ・生活費のために少なくとも4,200NZDを持っている ・過去にニュージーランドのワーキングホリデービザを取得していない ・滞在終了時に出国することが証明できる |
就労ビザ
就労ビザの特徴は、以下の表のとおりです。
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種類 |
Accredited Employer Work Visa:AEWV(就労ビザ) |
|---|---|
|
概要 |
認定された雇用主のもとで、フルタイムで就労できます。 |
|
滞在期間 |
5年(仕事内容に応じて異なる) |
|
要件 |
・認定された雇用主からフルタイムの仕事のオファーを受ける ・職務に応じた経験、資格要件を満たしている ・ANZSCOのスキルレベルの要件を満たしている |
ニュージーランドのビザの申請方法
ここでは、ビザの申請方法について見ていきましょう。
オンライン申請手続きの流れ
ニュージーランドのビザは、オンライン申請ができます。
オンラインによる手続きの流れは、以下のとおりです。
1. 書類の収集と作成
提出する書類の作成・収集をします。
2. 手続き
移民局のウェブサイトからオンラインで行います。
窓口で直接手続きをする方は、VFS Globalが運営するビザセンターを利用しましょう。
3. 審査
申請内容や提出書類などが審査されます。
4. ビザの発給
問題がなければ、ビザが発給されます。
必要書類
ビザの種類によって、必要書類は異なります。
申請するビザの種類に応じて、必要書類を集めましょう。
代表的な必要書類は、以下のとおりです。
- 申請書
オンライン申請の場合は、オンラインフォームに記入します。
- パスポート
- 写真
オンライン申請の場合は1枚、窓口での申請の場合は2枚の写真を用意しましょう。
- 十分な資金があると証明する資料
直近の銀行取引明細書や給与の明細書などを用意しましょう。
- 滞在計画の資料
- 滞在終了時に出国できると証明する資料
- 医療保険、海外旅行保険の証明書
- 胸部X線検査の写真
申請者の状況に応じて、提出を求められる可能性があります。
- 健康診断書
申請者の状況に応じて、提出を求められる可能性があります。
- 入学許可書
学生ビザを取得する方は、用意しましょう。
- 雇用契約書
就労ビザを取得する方は、用意しましょう。
- 警察証明書
申請者の状況に応じて、提出を求められる可能性があります。
手続きや審査で気になること
手続きや審査での注意点は、以下のとおりです。
家族でまとめての手続きも可能
ビジタービザは、申請時に配偶者と19歳以下の扶養家族を含めて手続きが行えます。
家族分をまとめて申請する場合は、以下の資料を提出してください。
- 家族との関係を証明する資料(結婚証明書・出生証明書など)
- 身元を証明する資料
- 家族分の追加の申請書
入国審査について
ニュージーランドに到着したら、入国審査を受けなければなりません。
到着後の流れは、以下のとおりです。
1. 空港に到着
到着後、イミグレーションのエリアへ進みます。
パスポート・入国カードなどを手元に用意してください。
2. 入国審査
一定の要件を満たす方は、以下の4つの空港でeGateと呼ばれる自動化ゲートを利用できます
- オークランド
- ウェリントン
- クライストチャーチ
- クイーンズタウン
10歳以上の日本国籍の方は、eGateの利用対象者です。
eGateを利用するには、事前にオンラインで渡航申告(NZTD)を提出しなければなりません。
3. 荷物の受け取り
入国審査後は、手荷物を受け取ります。
利用便の表示があるターンテーブルで、自分の荷物を受け取りましょう。
4.税関・検疫検査
荷物を受け取ったら、税関・検疫検査を受けます。
申告が必要な物品を所持している場合は、必ず申告をしてください。
ニュージーランド経由で他国へ行く場合のトランジット・ビザについて
ニュージーランドを経由して他国に行く場合、トランジットビザが必要です。
以下に当てはまる方は、トランジットビザが免除されます。
- 査証免除の対象国・地域の方
- トランジットビザ免除の対象国・地域の方
トランジットビザは不要ですが、NZeTAを取得する必要があるため、注意しましょう。
申請などにおける注意点
申請における注意点は、以下のとおりです。
ビザ取得には時間がかかるため、早めに準備する
ビザは申請から取得するまでに、時間がかかります。
各ビザの標準的な処理期間は、以下の表のとおりです。
|
種類 |
処理期間 |
|---|---|
|
Visitor Visa (ビジタービザ) |
2週間 |
|
Fee Paying Student Visa (学生ビザ) |
4.5週間 |
|
Japan Working Holiday Visa(ワーキングホリデービザ) |
2.5週間 |
|
Accredited Employer Work Visa(就労ビザ) |
5週間 |
特に、必要書類の作成や収集などの準備には、時間も労力もかかります。
渡航のスケジュールに間に合うように、早めに準備をしましょう。
検疫や持ち込みに関する注意点
ニュージーランドの検疫は、やや厳しいのが特徴です。
持ち込みが禁止・制限されている物品が多くあるため、注意しましょう。
例えば、以下のようなアイテムは持ち込みが禁止・制限されています。
- 道徳上問題のある内容が含まれるフィルム、DVD、CD、出版物など
- 違法薬物、違法薬物を使用するための道具
- 武器
- 小型の高出力磁石
- 不正行為をともなう犯罪に使用するもの
- 卵製品、乳製品、果物、野菜など
- 肉製品、蜂蜜、ハーブ、スパイスなど
- 動物、植物
- 一部のアウトドアやスポーツ用品
日本に帰国する際の注意点
滞在期間が終了したら、日本に帰国しなければなりません。
ビザの種類の中には、有効期限内であれば何度も出入国できるタイプ、出国すると失効するタイプのものがあります。
取得したビザのタイプに応じて、帰国の判断をしてください。
加えて、滞在期間を超えて在留し続ける行為は、不法滞在の罪に問われるため、注意しましょう。
オークランド国際空港での乗り継ぎについての注意点
NZeTAのトランジットで利用できる空港は、オークランド国際空港のみです。
他の空港を利用する場合は、NZeTAを「訪問者」として申請するか、適切なビザを取得しなければなりません。
加えて、空港内のトランジットエリアに留まる必要があるため、注意しましょう。
まとめ
この記事では、ニュージーランドのビザのオンライン申請について解説しました。
ニュージーランドのビザは、オンラインによる申請が可能です。
オンライン手続きは、移民局のウェブサイトから行えます。
申請に関して不安のある方は、行政書士などのビザの専門家に相談・依頼するのがおすすめです。
プロフィール
2009年4月 行政書士個人事務所を開業
2012年8月 個人事務所を行政書士法人化し「さむらい行政書士法人」を設立
専門分野
外国人VISA・在留資格、外国人雇用・経営管理、永住・帰化申請
入管業務を専門とし、年間1000件以上の相談に対応







