南アフリカ人との結婚手続

南アフリカ人との国際結婚手続きの方法

１．日本で婚姻手続をする場合

■手続き方法

(1)日本側

日本の役所に下記の書類を提出します。

【日本人が用意するもの】

・婚姻届

・本人確認書類（運転免許証やパスポートなど写真付きのもの

）

・戸籍謄本

・証人2人からの署名

※離婚歴がある場合は離婚証明書

【南アフリカ人が用意するもの】

・婚姻要件具備証明書（翻訳付き）

※駐日南アフリカ大使館で入手できます。

・出生証明書（翻訳、南アフリカ外務省認証付き）

・パスポート（翻訳付き）

・（あれば在留カード）

※前婚が離婚・死別の場合は離婚・死亡証明書（翻訳、南アフリカ外務省の認証付き）

(2)南アフリカ側

日本での婚姻後、南アフリカ内務省に婚姻を報告して、婚姻証明書を取得します（所要数か月）。

（必要書類）

・申請書

・日本人の戸籍謄本（英訳文、日本国外務省のアポスティーユ付き）

・パスポートのコピー

・南アフリカ人のIDカードのコピー

２．南アフリカで婚姻手続をする場合

■手続き方法

(1)南アフリカ側

①手続きの流れ

a)日本の本籍地役場で戸籍謄本を入手

↓

b)外務省で戸籍謄本にアポスティーユを付けます。

↓

c)在南アフリカ日本国大使館に出頭して、戸籍謄本を基に英語の婚姻要件具備証明書を作成してもらいます。離婚、死別のご経験がある場合には、離婚・死亡証明書も作成してもらいます。申請日の翌々日交付（休館日の場合には翌々日以降）。

（必要書類）

・申請書（大使館ホームページからダウンロード又は大使館備え付け）

・戸籍謄本（3か月以内）

・日本人の旅券（原本提示）

↓

・申請書（登録

d)二人で内務省（Department of Home Affairs）に出頭し、下記書類を提出して婚姻を登録します。2名の証人が必要です。登録後、婚姻証明書をもらいます。

【日本人が用意するもの】

・有効なパスポート

・婚姻要件具備証明書（在南アフリカ日本国大使館発行）　原本とコピー

※離婚、死別の場合、離婚・死亡証明書（在南アフリカ日本国大使館発行）が必要です。

※18歳未満の場合、親の同意書が必要です。詳細は南アフリカ内務省にお問い合わせください。

【南アフリカ人が用意するもの】

・IDカード又はパスポート

※離婚、死別の場合、離婚判決書又は死亡証明書が必要です。

※18歳未満の場合、親の同意書が必要です。

↓

e)南アフリカ外務省で婚姻証明書にアポスティーユを付けてもらいます。

(2)日本側

南アフリカの日本大使館または日本の市町村窓口に下記書類を提出（婚姻成立日より3か月以内）。

・婚姻届書（大使館備え付け、A3サイズ）

→日本人の本籍と婚姻後の本籍が同じ場合は2通、異なる場合は3通

・戸籍謄本（日本人につき）

→日本人の本籍と婚姻後の本籍が同じ場合は2通、異なる場合は3通

・婚姻証明書及び同和訳文（婚姻証明書の原本を提示）

→原本1通、写し2通

・日本人のパスポート（原本提示）

・南アフリカ人のパスポート（原本提示）

・南アフリカ人のパスポートの和訳文

→原本1通、写し1通

 この記事の監修者

さむらい行政書士法人
公式サイト　https://samurai-law.com

代表行政書士

小島　健太郎(こじま けんたろう)

 

プロフィール

2009年4月　行政書士個人事務所を開業
2012年8月　個人事務所を行政書士法人化し「さむらい行政書士法人」を設立

専門分野

外国人VISA・在留資格、外国人雇用・経営管理、永住・帰化申請
入管業務を専門とし、年間1000件以上の相談に対応