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アルゼンチン人との国際結婚手続
アルゼンチン人との国際結婚手続きの方法
1.日本で婚姻手続をする場合
■手続き方法
(1)日本側
日本の役所に下記の書類を提出
【日本人が用意するもの】
・婚姻届
・本人確認書類(運転免許証やパスポートなど写真付きのもの)
・戸籍謄本
・証人2人からの署名
※離婚歴がある場合は離婚証明書
【アルゼンチン人が用意するもの】
・独身証明書(ESTADO CIVIL)(翻訳付き)
※駐日アルゼンチン大使館に出頭して、身分証明書、パスポートを提示して入手します(当日発行)。
・申述書
※「アルゼンチンは婚姻要件具備証明書を発行しないので、上記書類を添付する」と旨を記載した書面
・出生証明書(翻訳、アルゼンチン外務省認証付き)
・パスポート(翻訳付き)
・(あれば在留カード)
※前婚が離婚・死別の場合は離婚・死亡証明書(翻訳、アルゼンチン外務省の認証付き)
※婚姻届の受理・不受理の判断のため法務局に照会をする可能性があり、2、3か月かかることもあります。
(2)アルゼンチン側
日本での婚姻後、駐日アルゼンチン大使館に婚姻を報告して、婚姻証明書を取得します。
■必要書類
・申請書
・日本人の戸籍謄本(英訳文、日本国外務省の認証付き)
・日本人のパスポート
・アルゼンチン人の身分証明書
2.アルゼンチンで婚姻手続をする場合
■手続き方法
(1)アルゼンチン側
登録事務所で民事婚をします。その後、教会等で宗教婚を挙げる方もいます。
①手続きの流れ
a)日本の本籍地役場で戸籍謄本を入手
↓
b)外務省で戸籍謄本を認証してもらいます。
↓
c)在アルゼンチン日本国大使館に出頭して、戸籍謄本を基にスペイン語の出生証明書と婚姻・離婚等の身分事項の証明書を作成してもらいます。
■必要書類
・申請書(大使館備え付け)
・戸籍謄本(3か月以内)
・日本人の旅券(原本提示)
↓
c)二人で登録事務所(Registro Civil)に出頭し、下記書類を提出して婚姻を登録します。スペイン語ができない方は、公認の日本語通訳者を帯同します(IDカード、資格証明書持参)。証人が2人必要です。登録後、婚姻証明書をもらいます。手続きの詳細は、登録事務所にご確認ください。
【日本人が用意するもの】
・出生証明書(在アルゼンチン日本国大使館発行)
・婚姻・離婚等の身分事項の証明書(〃)
・有効なパスポート
・血液検査の診断書(指定の病院のもの)
【アルゼンチン人が用意するもの】
・IDカード
・証人のIDカード
↓
d)アルゼンチン外務省で婚姻証明書にアポスティーユを付けてもらいます。
(2)日本側
アルゼンチンの日本大使館または日本の市町村窓口に下記書類を提出(婚姻成立日より3か月以内)。
・婚姻届書(大使館備え付け、A3サイズ)
→日本人の本籍と婚姻後の本籍が同じ場合は2通、異なる場合は3通
・戸籍謄本(日本人につき)
→日本人の本籍と婚姻後の本籍が同じ場合は2通、異なる場合は3通
・婚姻証明書及び同和訳文(婚姻証明書の原本を提示)
→原本1通、写し1通
・日本人のパスポート(原本提示)
・アルゼンチン人のパスポート(原本提示)又は出生証明書のコピー(提出)
・アルゼンチン人のパスポート等の和訳文
→原本1通
この記事の監修者
プロフィール
2009年4月 行政書士個人事務所を開業
2012年8月 個人事務所を行政書士法人化し「さむらい行政書士法人」を設立
専門分野
外国人VISA・在留資格、外国人雇用・経営管理、永住・帰化申請
入管業務を専門とし、年間1000件以上の相談に対応
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