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専業主婦でも帰化申請はできる?
専業主婦でも帰化申請はできるの?
この記事を読んでいるということは、おそらく帰化申請を検討している専業主婦の方だと思います。収入がなくても帰化申請ができるのか?と疑問に思いますよね。結論から言うと、専業主婦の方でも帰化申請を行うことはできます。この記事では、専業主婦の方が帰化申請を行う場合の条件をお伝えしていきます。参考になれば幸いです。
【専業主婦は簡易帰化で帰化申請ができます!】
あなたが日本人と結婚している専業主婦である場合、「簡易帰化」で帰化申請を行うことができます。
<簡易帰化とは>
簡易帰化とは、婚姻などにより日本人とのつながりがある場合、申請の条件が緩和される帰化のことです。ちなみに、日本人との婚姻関係が3年以上続いている方の場合は、帰化申請の要件の一つである「住居要件(引き続き5年以上日本に住み続けること)」が緩和され、引き続き1年以上日本に住み続けていれば要件を満たすことができます。
このように、ある程度確立された婚姻関係であれば、5年以上日本に住まなくても帰化申請を行うことができるのです。
また、“収入がない”という点についても問題ありません。
国籍法第5条にもこのような記載があります。
「自己又は生計を一にする配偶者その他の親族の資産又は技能によって生計を営むことができること。」
つまり、生計をともにする日本人配偶者の収入がちゃんとあれば、申請許可が下りる可能性も十分あるのです。逆に、配偶者の収入が不安定であったり、転職を繰り返しているようであれば、許可が下りることは難しいでしょう。
【世帯で安定した収入があれば、専業主婦でも許可は下ります】
今回は、“専業主婦でも帰化申請ができるのか?”という疑問にお答えしていきました。先ほども申し上げたとおり、世帯で十分に生活していける収入があれば、帰化申請を行うことができますし、許可が下りる確率もグッと上がります。少しでも不安がある方は、行政書士などの専門家に相談してみてもいいかもしれませんね。