年金支払状況が必ず確認される

帰化申請をするためには、様々な要件を満たさなければなりません。そして、中でも厳しい要件が「素行要件」。素行要件では“普段の素行が良好か？”がチェックされていますが、その素行の中に「年金の支払い状況」が含まれていることはご存知でしょうか？この記事では、帰化申請の「素行要件」を詳しく掘り下げていきたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

【帰化申請の素行要件とは？】

「素行要件」とは、帰化申請の7つの要件の1つ。

様々な観点から、“普段の素行が良好か？”がチェックされています。

そして、素行要件でチェックする主な項目は下記の3つとなっています。

他にも項目はありますが、これらを満たすことができてはじめて、“この人の素行は良好だ！”と判断されているのです。

ではここからは、3つ目の「年金の未納がないか」について掘り下げていきましょう。

【帰化申請では、過去1年分の年金支払い状況を証明する必要がある】

年金の未納がないかを判断するためには、当然支払い状況を証明する必要がありますよね。

帰化申請では、年金の支払い状況に関して下記の書類の提出が求められています。

ちなみに、これらの書類を提出できなければ帰化申請することはできません。

日本に住んでいる以上、外国人でも年金の支払いは“義務”となっています。

【まとめ】

「年金を支払う」ということが、いかに大事なのかお分かりいただけたのではないでしょうか。軽い気持ちで滞納してしまうと、帰化申請の審査に響くことはもちろん、給料や財産の差し押さえをされてしまうこともあります。もし少しでも滞納分があるのであれば、お近くの年金事務所に掛け合い、できるだけ早く支払いを済ませるようにしてくださいね。