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帰化するための審査期間について
帰化するための審査期間について
長期化している審査期間
外国人の方が日本国籍を取得しようと帰化する場合、どれほどの期間がかかるものなのでしょう。
個人差はありますが、以前は一般的に10ヶ月前後といわれていましたが、最近では審査期間が長期化している傾向にあるといわれています。
もちろん、中には数ヶ月で許可が出たという人もいます。しかし、こういったケースのほうがまれなため、帰化申請した人の多くは、審査に時間がかかったというイメージがあるようです。
帰化するためには、必要となってくる書類を集めなければならないため、申請する際に全てそろえられるよう配慮する必要があります。
証明書などには有効期間が決まっているため、申請に時間をかけてしまうと、期限切れになってしまい、再度書類を集めなくてはならないこともあります。
また、申請までに生活基盤が変わってしまった場合など、申請書そのものを書き直さなくてはならないため、さらに長期化してしまうことも考えられます。
個人で帰化申請をする場合、自分で必要となる書類を集めるだけでなく、帰化申請書の記載に手間取ってしまうこともあるので、なるべく計画的に進めなくてはなりません。
本国の国籍証明書などを発行してもらうため、大使館に足を運ばなくてはならないこともありますので、帰化申請をスムーズにしたいと思う場合は、行政書士などの法務事務所に相談してみるのも良いかもしれません。
審査期間は決まっていない
帰化申請をするための審査期間というのは、基本的に決まっていません。国が標準処理期間を定めていないため、目安となる期間が分かりません。
日本人に帰化したいという外国人が、日本人になるのがふさわしいかどうかを時間をかけて審査するため、標準処理期間は決まっていないのです。
帰化の審査期間は個人によって期間がことなるため、半年で許可される人もいれば、何年もかかってしまったという人もいます。
個人ごとで審査期間は異なりますが、実際には帰化申請している人の在留資格や提出書類、また、申請している地方や、国の担当者、法務省の状況によって期間が異なってきます。
申請書に不備があったり、必要書類が足りない場合、再度提出することになりますので、さらに時間がかかってしまいます。
帰化申請書の作成は、本人は上手に作成できたつもりでも、申請書を提出した際に、法務省の担当官から添削されてしまうこともあります。
添削で済めば良いですが、内容があまりにもひどい場合は、帰化申請自体が取り下げられてしまうことも考えられます。
最初に申請書類を全て受けつけてもらえることができれば、やり直しをすることで時間を要することはないでしょう。