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永住ビザ取得は難しい?難易度はどのくらい?

この記事を読んでいるということは、おそらく長く日本に住んでいて“そろそろ永住ビザを取りたいな~”と考えている方ではないでしょうか。しかし、「永住ビザ」と聞く限り、そんな簡単に取れそうなビザではありませんよね。そこでこの記事では、永住ビザの難易度を3つの理由から解説していきたいと思います。参考にしていただければ幸いです。

永住ビザの取得は難しい?

結論から申し上げますと、永住ビザの取得は「難しい」です。永住ビザの許可率は年々下がってきており、2017年度時点では6割を切っています。つまり、10人申請したら4人が不許可になるということなんです。では、なぜ難しいのかさっそく理由を見ていきましょう。

(理由1|日本に10年以上住まなくてはいけない)

法律上の要件としても定められているのですが、永住ビザを取得するためには最低でも10年以上日本に滞在する必要があります。そして、このうちの5年間は「就労ビザ」または「定住者ビザ」で滞在しなくてはなりません。

(理由2|海外に長期滞在できない)

10年以上日本に滞在することはもちろんですが、この要件には“引き続き”という言葉が含まれています。つまり、10年の間に長期出張などで日本に居られなくなってしまった場合は一度リセットされてしまうのです。“10年以上滞在していると思っていたけど実際は違った!”というケースもあるので注意しましょう。

(理由3|年金・健康保険をきちんと納めなければならない)

3つ目の理由を見て、“当然だろう”と思った方もいらっしゃいますよね。しかし、意外と年金や健康保険の支払いを忘れてしまっているケースが多いのです。

 

前提として、外国人であっても20歳以上であれば年金に加入しなければなりません。ただし、日本に来たばかりだと、そもそも年金に加入しなければならないことを知らないことがあり、ちゃんとした収入があっても知らぬ間に未納になってしまうケースもあるのです。そのため、永住ビザ申請の前に年金の未納・滞納がないか確認するようにしましょう。

 

★補足★

永住ビザの申請から取得までは、およそ6ヵ月かかると言われています。せっかく申請したのに半年後に「不許可」と伝えられるのは辛いですよね。そのため、“これくらい大丈夫かな…”と考えるのではなく、懸念事項はできるだけ解消しておくようにしましょう。

 

また、先ほど「許可率が6割を切っている」とお伝えしましたが、行政書士などの専門家に依頼した場合は許可率が約8~9割まで上がります。お金はかかりますが、確実に取得したいのであれば専門家の利用をおすすめします。

まとめ

今回は、永住ビザの難易度を3つの理由からご紹介していきました。本文でも申し上げたとおり、永住ビザ取得は決して簡単ではありません。様々な要件を満たしてはじめて取得できるビザですので、万全の状態で臨むようにしてください。

 この記事の監修者

さむらい行政書士法人 代表 / 小島 健太郎

さむらい行政書士法人
公式サイト https://samurai-law.com

代表行政書士

小島 健太郎(こじま けんたろう)

 

プロフィール

2009年4月 行政書士個人事務所を開業
2012年8月 個人事務所を行政書士法人化し「さむらい行政書士法人」を設立

専門分野

外国人VISA・在留資格、外国人雇用・経営管理、永住・帰化申請
入管業務を専門とし、年間1000件以上の相談に対応

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